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2018.09.21

一人ひとりの女性にマッチする
理想の働き方を一緒に考える

株式会社クロレラ本社

大久保 章生さん(株式会社クロレラ本社 代表取締役社長)

「仕事」と「家庭」を両立するママにとって、最大の課題は「ワークライフバランス」。家事や子育て、仕事に追われて心のゆとりが持てず、悩み苦しんでいるママも少なくない。乳酸菌飲料を製造・販売する「株式会社クロレラ本社」では、働く女性一人ひとりに寄り添い、ライフスタイルに応じた働き方を可能にする様々な取り組みを行っている。社員同士が円滑にコミュニケーションを図るための環境づくりや、女性が活躍するための独自のワークスタイルについて、大久保章生代表取締役社長に話を伺った。

働くママに寄り添う、独自の企業文化

−「クロレラ」で働く社員の方々は、男性と女性、どちらが多いですか?

140名の社員のうち、6割が男性社員、4割が女性社員です。雇用に関しては、性別に関係なく、活躍していただける能力のある方を採用しています。弊社は乳酸菌飲料を製造する「製造業」なので、高い場所での作業や重量物の運搬など、体力が必要な仕事もありますが、そういった仕事は男性社員が担当しています。

−女性社員で「リーダー」として活躍されている方はいらっしゃるのですか?

1つの製造ラインに7、8名ほどの人員を配置しているのですが、そのセクションのまとめ役である「リーダー」は女性の方が多いんですよ。社員やパートといった立場に関係なく、素質がある方に「リーダー」をお任せしています。女性はコミュニケーションスキルが高く、チームをまとめ、調整する能力に長けていると感じます。

−仕事中だけでなく、休憩中にも社員同士でコミュニケーションを取ることはありますか?

休憩中に、社内の食堂で食事をしながらコミュニケーションを取っている社員が多いですね。弊社では、家事や育児に忙しい働くママの「食」をサポートするための「給食制度」を導入しています。1食270円程度で利用でき、自分でお弁当を用意する手間も省けるため好評です。また、社屋の3階は食堂と休憩室のスペースを広く取っており、社員が休憩中にくつろげる環境を整えています。

−そういった環境を整えることが、円滑なコミュニケーションづくりにつながっているという印象を受けました。

休憩室では、女性社員が新入社員の男性社員にアドバイスをしていたり、同期の仲間同士で業務の分担を相談している光景もよく見かけるんですよ。文字通り「同じ釜の飯を食べる」ことで、社員同士の連帯感が生まれ、自然とコミュニケーションが生まれてくるのだと思います。

株式会社クロレラ本社

「仕事」と「家庭」を両立できる環境を届けたい

−働くママは、仕事だけでなく家事、育児などに追われる忙しい毎日を送っています。「クロレラ」では、働くママがワークライフバランスを両立するための仕組みはありますか?

弊社は週休2日制を導入しており、日曜日は固定休日です。もう1日の休日に関しては、育児や病院などの用事に応じて、希望日に休めるようにしています。市役所の手続きや病院の通院などがある場合は、平日に休んだ方が都合が良いと思いますし、連休を取得してしっかり休むこともできます。私としても社員の働き方、休日に対する考え方を俯瞰で見ることができますし、社員全員、それぞれのライフスタイルにマッチする仕組みだと感じていますね。

−お子さんの急な病気などで仕事を早退する方もいるとは思いますが、そういった場合の対応策は?

早退や病欠で欠員が出てしまった場合は、各部署のリーダー同士が連絡を取り合い、応援を要請して対応していますね。弊社は社員の「多能工化」を推進しており、社員一人ひとりが複数部署の業務に対応できる体制を整えています。入社から2、3年経った社員には、自分の担当外の部署や、忙しい部署で経験を積んでもらい、会社全体の仕事を把握できるようにしています。

−働くママが子育てのために育児休暇を取得した場合、キャリアの「空白期間」ができてしまいますが、この点についてはどのようにサポートしていますか?

今後「どうありたいのか」という想いをしっかりとヒアリングし、一人ひとりに合わせた働き方ができるようにサポートをしています。子育てと仕事を両立するために時短で働く方や、子どもの成長に合わせて、8時から17時までの勤務時間を、4時から12時までに変更した方もいらっしゃるんですよ。ただ、そういったフレキシブルな勤務体系を実現するには、女性社員だけでなく、男性社員の協力が必要です。女性社員の勤務時間に変更があった際は、時間に融通がきく男性社員がそこをカバーする形で対応しています。

−子育てと仕事が両立でき、長期間安心して働くことができる職場環境だと感じました。

働くママへのサポートだけでなく、10年ほど前から新卒採用と社内教育にも注力しており、社員の定着率も年々向上しています。工場内にはこれからママになる若い世代の女性社員が多いですし、社内結婚している社員もいるんですよ。社内恋愛や社内結婚のできる環境だと職場に活気が生まれますし、パートナーの仕事についても理解できるので、より強い信頼関係を築けると思っています。

−勤務時間や社内教育といった環境面でのサポートだけでなく、社員の方々のメンタル面でのサポートもしていますか?

仕事中や食堂で食事をしている時など、表情が晴れない社員を見かけた時は、私や工場の責任者が声をかけて話を聞くようにしています。「最近、何かあったの?」と聞くと、プライベートや仕事の悩みを打ち明けてくれることもありますし、会社でサポートできることであればすぐに対応するようにしています。弊社で長期間働いていただくためにも、大切な取り組みだと考えています。

株式会社クロレラ本社

女性を細やかにサポートし、「働きやすい環境」をつくる

−「女性が働きやすい職場環境」であることを伝えるために、どういった取り組みをしていますか?

弊社の仕事に興味をお持ちの方には、職場見学にお越しいただいています。自分と同年代の女性や、同じ学校の出身者が実際に働いている姿をご覧いただき、気になったことは質問する中で、「クロレラ」で働くリアルなイメージを感じてもらうことが目的です。会社説明会などでは、仕事をお探しの方が「聞きたいこと」と私たちの「回答」にズレが生じることもあります。しかし、実際に働いている社員との対話であれば、現場のリアルな声を聞けますし「回答」のズレも少なくできると思っています。

−働き始めてからも女性社員のケアは継続的に行っているのですか?

そうですね。女性に限らず、特に新入社員とはコミュニケーションを密に取って、お互いの認識に違いがないか確認することを大事にしています。働き始めた後も面談などを通じて徐々に修正し、その中で適性を見極めて、実力が発揮できる部署への配置を行っています。社員一人ひとりに対して臨機応変なケアを行うことが、会社のニーズと社員の想いのミスマッチを防ぐ重要なポイントだと思っています。

−女性のリーダーを育成するために、どのような取り組みを行っていますか?

セミナーへの参加を通じて仕事への意識を高めてもらい、リーダーにふさわしい実力を身に着けた社員に「この部署のリーダーとして活躍してほしいけど、どうかな?」と声をかけていますね。ですが中には、リーダーになる自信を持てずこちらの提案を断られるケースもあります。その場合は、本人がリーダーとしての自信を持てるようになるまで待ちますし、社員の意志を最大限尊重するようにしています。

−女性が活躍できる社会をつくるためには、どういったことが大切だと考えていますか?

働く女性一人ひとりに寄り添い、細やかなサポートをすることが大切だと思います。弊社では積極的に女性リーダーを登用し、男性社員がそのサポートを行うことで仕事の効率が向上し、コミュニケーションも円滑に取れるようになりました。私自身も、女性社員の「上司」ではなく「サポート役」になれるよう心がけています。弊社がこれまでに培った「女性サポート」のノウハウを活かし、これからも多くの女性が働きやすい環境を届けていきたいですね。

株式会社クロレラ本社

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