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子育てはみんな違って当たり前。

2018.05.25

子育てはみんな違って当たり前。

はじめまして。ママアンバサダーの石井良佳です。

小学6年生、3年生の男の子と年中の女の子、3人のママをしています。
約12年前…長男の出産をきっかけに看護師を辞めて、“憧れの”専業主婦になりました。
当時の私は「専業主婦=働かなくていい。1日中好きなことができる」と思っていました(笑)。

でも、主人が出勤してから夜中に帰宅するまで、誰とも話さずに1日が終わっていく日々。
だんだんと社会から断絶されて、忘れられていくような感覚にもなって。
誰かに評価してもらいたくて、一生懸命に家事をしても気づいてもらえない。
産まれたばかりの長男を「ちゃんと」子育てして、「いいお母さん」になりたいと思ったのに

夕方の忙しい時間になると泣きだす。ティッシュ箱からティッシュの山。
窓ガラスに垂れたよだれの跡。片づけても片づけても開けられる引き出し。イヤイヤしか言わない毎日…。

初めての子育ては、自分の思いどおりにならないことだらけ。
とっても幸せだと感じる反面、うんざりしたりイライラしたり。
まだ赤ちゃんなのに、まだこんなに小さいのに、私は「ダメなお母さん」。

インターネットで子育てについて検索すると、「今しかないこの時間を楽しんで!」なんて書いていて
子育てを楽しめない日が多いのは、私の問題!?とさらに落ち込んだりもしました。

3人目が産まれてから、勇気をだして行ったキッズルームや子連れOKの講座。
たくさんのママたちと交流する機会がふえ、困ったり悩んだりしているのは自分だけじゃない。
すごく悩んでいたつもりだったけど、話してみたら「たいしたことじゃなかった」と思えて。
1歩踏みだしてみたら、「子育て中のママ」という肩書きだけじゃない自分を少しずつ思いだしました。

子どもの個性があるように、子育てだってみんな違って当たり前。
この『ママのままプロジェクト』で、ママが子育てを1人で抱えこまなくていいと知ってほしい。
「ママ」である前に、自分自身をたくさんほめて認めてあげるのが大切と教えてくれたのは、
ママになって出会った先輩ママや友人でした。
「毎日ママでいるって本当にすごい!私、よくがんばってる!」と私は自分をほめてます(笑)。

きのう、誰かの言葉に救われたあなたが、今日は誰かを支える存在になる。
私も、たくさんの人に支えられて、誰かの支えになれればと思っています。

子育てはみんな違って当たり前。

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