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母親らしさよりも大切なこと

2022.05.03

母親らしさよりも大切なこと

ママのままプロジェクト・ママアンバサダーの萩尾明日香です。
大分市内に住む41歳6児のママ(高2、中3、小6、小4、6歳、3歳)です。16年間の専業主婦を経て今は少しずつ書くお仕事やママを応援する活動をしています。

そんなママ歴17年目の私なのですが、最近になってやっとわかったことがあるんです。それは、母親らしさよりも大切なこと。

『母親らしくあらねば!』と思っていた昔の私。
第1子が生まれ、こどもの人生もすべて背負っているかのようなプレッシャーを勝手に感じていたからなのですが…。
私の思い描いていた『母親らしさ』とは『完璧な母親』。
整った生活・厳しくも優しく常に冷静で穏やかなメンタル・毎日の愛情手料理などなど。
こどもの為でもあるし、母親らしい母親でなければ世間に認めて貰えないような気がしていたのです。無理をして頑張りすぎて、そのせいでいつもイライラカリカリしてしていたあの頃の自分。なんとも切ないですね。



それが今ではどうでしょう!
昔の私が理想としていた母親らしさは皆無。
マヌケでおっちょこちょいで、すぐ泣くし怒るし、感情に振り回されて喜怒哀楽も激しい。
片づけも掃除も中途半端なまま寝落ちすることもしょっちゅうだし、料理は時短命で冷食も大活躍させています。
昔の私から言わせれば、母親らしからぬ母親。けれど、こども達の笑顔は格段に増えました。
こども達はそもそも、母親に母親らしさなんて求めていなかったのです。



こどもは完璧な母親を求めているのではなく、なにがあっても母親を辞めずにいてくれるなら、それだけでいいみたいです。
怒っても怒鳴っても泣いても、親子喧嘩をしても…
自分のそばから居なくならない・消えない・離れない。何があっても母親職を辞職しないでいてくれればそれで良いみたいですよ。



たとえ世間が認めてくれなくても、我が子達が失敗だらけの私を許して認めてくれるのならば、それこそが最強の支えです。

だから、あまり気負わずに無理せずに。
一番大事なのは、自分自身が心から笑っているかどうか。こどものためにと無理や我慢を積み重ね過ぎてしまうよりも、自分のやりたいこともやってしまえばいいと思います。我が子達や、周りの方々に助けてもらいながら。



世間に認められる『母親らしさ』よりも『自分らしさ』。
私が自分らしく笑えていて、自分らしい母親なら、それが一番いいんじゃないかな、と思っています。
それを教えてくれたのは我が子達。私の笑顔が増えると、こども達も笑顔が増えるんですよね。
私は私のままで、おっちょこちょいなままで大丈夫!って事ですね(笑)



…かなり開き直りましたが(笑)
どうぞ、あなたはあなたのままで。あなたらしい母親で、いてくださいね。

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