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データから解説「働くママのリアル」

2019.12.24

データから解説「働くママのリアル」

働きたい女性をサポートする新事業「Match work」との連動企画として展開している特集の第2回目。いま世間では「女性活躍」や「少子化対策」など叫ばれていますが、当の女性たちは子育てしながら働くことに対してどう考えているのでしょうか。ママのままプロジェクトが独自でママたちにアンケート調査を行った結果、そこから見えてくるママたちの不安や悩み、そして切なる願いが見えてきました。


現在働いていますか?


これから仕事をどうしたいですか?

約9割のママたちが「仕事をしたい」と思っています。妊娠や子育てで一度仕事を辞めたとしても、もう一度働きたいと願うママが増えたんですね。ちなみに1995年には共働き世帯数が専業主婦世帯数を初めて上回り、その後上昇傾向にあります。






仕事を続けたい、または仕事をしたい理由は何ですか?

確かに子どもが成長すると、どんどん増えていく教育費や食費。子どもが将来どんな道へ進んでもいいように今からでも少しずつ貯めていきたいですね。その他にも「〇〇ちゃんのママ」ではなく一人の女性として、やりがいや価値を見つけたいなど、社会とのつながりを求める声も多かったです。






仕事をしたいけど働いてない理由

ママにとって勤務時間はとても重要。子どもが幼稚園に行っている間や、残業が難しいなど制限がたくさんあります。採用情報だけでは、その会社の制度や配慮、柔軟性が見えづらいところがあり、うまく両立できるか不安も募りますね。気になる会社があったら問い合わせてみるのも一つの方法。






女性が働きやすい社会になるためには何が必要と思いますか?

一番気がかりなことは、子どもの病気や行事で休むこと。でも最近では女性社員が働きやすくなるように、看護休暇制度やタスク管理システムの導入などを整える企業も増えてきています。また、就活と保活、同時進行の難しさは一番ママたちが苦労するところ。保育園・幼稚園を選ぶときに、妥協したり諦めたりしなくてすむように受入体制の充実も必要ですね。



まとめ

たくさんのママたちに答えていただきましたが、年齢や子どもの人数、生活環境も違うけど、共通して言えることは「ママだって自分らしく働きたい」ということ。でも「働きたい」という気持ちがあっても、家族の協力が不十分だったり、職場の理解が得られなかったりすると、その意欲もだんだん減って自分を否定しがちになってしまいます。自分が行きたい道が見えたとき迷わず前へ進むためには、自分の気持ちを相手にしっかり伝えるという事も必要です。家族に対してしてほしいこと、会社に対して自分ができること、お互い理解した上だと対応策も見つかりやすくなります。また、今すぐ働くわけではなくても今後働き始めた時に役立つことを、この時間を有効活用し実行するのもおすすめです。例えば、時短メニューの考案、マネープランの作成、病児保育のチェック、家事分担リストの作成、整理収納のコツ、ビジネスマナーの勉強など。「働きだす」という時期がきた時に、自信をもって前に進めるように今できる小さなチャレンジを少しずつ積み重ねてみてはいかがでしょうか。

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