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料理のプロに教わった、<br>野菜もたっぷりお手軽レシピ

2020.08.25

料理のプロに教わった、
野菜もたっぷりお手軽レシピ

家事に育児に仕事に…と、ママたちの毎日は目まぐるしく過ぎていきます。特に、毎日の食事作りに関しては、「いつも野菜たっぷりの手の込んだ料理を」というわけにもいかず、家族に対して罪悪感を抱いているママも多いはず。今回は、ママのまま編集部の新米ママが、食育シニアコンダクターの立松洋子さんを訪ね、時短でも栄養バランスの良いカンタン料理のレシピをレクチャーいただきました。忙しいママや料理が苦手なママでも手軽に作れるお料理なので、気軽にチャレンジしてみてくださいね。



立松食育研究所 所長・CEO
食育シニアコンダクター立松洋子さん
別府大学短期大学部食物栄養科の教授として、2010年から10年間、学生らによる「育ドル娘」の取り組みなど、長年食育啓発活動を行ってきた。今年の3月で同大学を退官し、現在はYouTuberとして、「多くの人に料理の魅力を伝える」を目標に、「おだんごちゃんねる」を開設。料理の理論や調理法などを楽しく紹介する動画をアップしている。





お野菜パンケーキ


  • あらかじめ野菜(ほうれん草・にんじん・かぼちゃ)を茹でておく。卵と牛乳をまぜてからホットケーキミックスを入れ、よくかきまぜる。フライパンに油を入れ弱火に。生地を流し込んだらクッキングシートでふたをして3分ほど待つ。

  • 茹で上がった野菜は食感が残るぐらいにつぶしておく。ホットケーキの表面にぷつぷつと小さな泡ができ始めたら、(A)の材料をお好みで2種類ぐらいずつのせる。

  • 野菜を隠すように②の上にロースハムをのせてひっくり返す。生地の中まで火が通ったら完成。お皿にレタスやトマト、彩り野菜と一緒に盛り付ける。





米ナスのイタリアンフライ


  • 米ナスを輪切りにして皮をむき、約15分ほど水につけてアクをぬく。味が染み込みやすいよう全体的にフォークで穴をあけ、よく塩もみして10分ほど置いておく。

  • ナスから出た水気をキッチンペーパーで拭く。ボウルに入れた小麦粉に少しずつ水を入れ、トロっとした状態にする。そこにナスをくぐらせたら、(A)を混ぜ合わせたパン粉へ。両手を使ってギュッギュッと押しながらしっかりとパン粉をつける。

  • 170度に熱した油に、衣をつけたナスを1個ずつ入れていく。このとき、一度に全部入れてしまうと油の温度が下がってしまうので、2〜3個ずつ入れる。ナスが油に浮き、両面がキツネ色に揚がったら完成。お好みでレモンやトマトなどを添えていただこう。





米ナスのイタリアンフライ


  • ネギは白髪ネギに、三つ葉は2センチほどの食べやすい大きさに切ります。パプリカは皮をむいて皮の部分を細切りに。皮のみを使うことで独特の野菜っぽさや食感がなくなるので、野菜嫌いの子どもでも安心。

  • しっかりと水気を切った豆腐に、片栗粉をふりかけ、その上に刺身を彩りよくのせていく。そして、ラップをかけて電子レンジへ。600wで中の様子をうかがいながら、刺身の色が変わったら取り出す。あまり加熱しすぎると、刺し身が固くなりすぎるので注意。

  • お皿の中心に、三つ葉と白髪ネギを盛り付け、細切りパプリカを散らす。そこに(A)を混ぜ合わせたタレをかける。最後に熱したごま油を回しかけたら完成。






体験してみて仕事から帰宅後、キッチンに立つと「とにかく食事を出す!」ことが目的になってしまいがち。「子どもや主人に手のこんだ料理が作れていないな…」と毎日罪悪感に苛まれています。今回、レクチャーいただいた料理は、気軽に作れるメニューながらも、野菜や豆腐、お魚などをしっかりと摂ることができるものばかり! 取材後、実際に自宅でも作ってみましたが、野菜が苦手な娘や主人にもとっても好評でした!

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