2020.09.01
3年目を迎え、うれしい誤算ですが急加速でいろいろなところと繋がり、ママたちの輪ができ、数多くの情報発信やイベントなどを実施することができました。 どんどん形になっていくこの取り組みを、忙しいママたちに、もっとわかりやすく簡単に届けられるように、この度サイトのデザインを一部リニューアルしました。これまでのメニューを見直してメインビジュアルの一新、また「Work」と「Life」にカテゴリー分けをして新たなジャンルの記事を掲載していきます。
「Work」では、「ママが働くこと」に関連する記事を紹介。女性活躍を推進している企業の経営者だけではなく、そこで働いている女性社員や女性リーダーたちのインタビュー、起業や就活関連の取材や行政の制度のお知らせなどを発信。
「Life」では、「子育て」に関する内容を紹介。子育てサークルやイベントの取材、新商品や新サービスなどお役立ち情報の発信、「体験企画」として気になるモノコトをママライターが体験するコーナーも新設します。
また、私たちのことをもっと知ってもらいたいという想いから、「運営会社」の内容を充実させました。
これまでの実績などを紹介していますので、ぜひ見て下さいね。
https://mama-no-mama.jp/aboutus/
さらに、大分県内の企業様へママたちの力をしっかりと届けるために、「企業様へ」のページも増強しました。
https://mama-no-mama.jp/tob/
ママのままプロジェクトのサイトやSNSを見ていただいている方にとって、「なんかいろいろやってるな」という印象を持たれることが多いと思いますので、ここで少しまとめたいと思います。
現在、主に5つの事業を展開しています。
【女性就労支援事業】【イベント事業】【メディア事業】【マーケティング事業】【子育て支援事業】
これらは、女性たちが自分らしく人生を選択し歩んでいくためにとても大切なことです。
大分県の委託事業をメインとしており、結婚や出産、子育てなどが障壁になることなく、様々なかたちの「働く」選択肢をつくっていく取り組みです。今の仕事を続けたい人、これから再び働きたい人に対して、画一的は働き方ではなく、ステージに応じて柔軟に自然にキャリアを積み上げられる仕組みをつくっていくものです。「女性就労支援事業Match work」や「女性が輝くエンパワメントセミナー事業」「女性活躍のための人材育成支援セミナー事業」「イクボス事業」が主なものです。そのほかにも、企業で働く女性たちに外部交流の機会をつくる大分合同新聞主催「Woman NEO」の企画運営を担っています。
たくさんのママたちが力を合わせて一からつくり上げるイベント「ままいろフェスタ」が代表的です。一年に一度、ママたちのパワーと情熱を結集して開催されるこのイベントは、企業やメディアからも大変注目されています。来場者以上に、関わってくれたママたちの満足度は高く、次のステージへ踏み出すきっかけとなります。もう一つは「チャレンジCafé」です。起業はハードルが高いけど、自分の特技や趣味を仕事として活かせるかどうかを試せるチャレンジの場です。挑戦者のママたちが今後イベント出店や教室を開くための勉強会や集客、講座開催までを、仲間と一緒に自分の力で実践していくものです。
FM大分で放送されている「ままともラジオ」は、ママたちが知りたい情報や伝えたい情報をママパーソナリティたちのアイデアや感覚を織り成しつくっている番組です。大分県のママたちと一緒につくるこの番組は、たくさんのママたちが出演したり、18市町村の様々な情報をそこに住むママたちが発信したり、作り手とリスナーの垣根を越えて一体感のある番組づくりを目指しています。たくさんのママたちがつながるようにこれからもアンテナを張り巡らせます!
企業様の商品開発やプロモーションの課題を女性視点で解決する手法です。購買決定権を握る女性ならではの発想やアイデアをロジカルに導き、形成するための戦略を立てていきます。生活者の意見が届きづらい企業様と、商品やサービスに意見のある女性たちを繋ぐ役割を担っています。ここでもママたちの経験や知恵が重宝されます。
ママたちが自分のステージで活躍するためには、社会全体の支えが必要です。男性の育児参画、企業の意識改革、地域のつながりなど、ママたちを取り巻く環境の改善が急務となっています。家事シェアや時間管理術などパパ向けの講座や、じぃじばぁばと一緒に参加できる三世代イベントなど、大分県の委託事業を中心に包括的な取り組みを行っています。
私たちがミッションとして掲げているのが「ママの力を社会につなげる」ということです。
その「力」をつなげる方法として3つあると考え、ひとつめは女性たちがこれまで培ってきたキャリアを企業体のなかで「戦力」として活かせる仕組みをつくること。
ふたつめは、家事や育児の経験から生み出された知恵やアイデアを、購買決定権の女性視点として、企業の商品開発やプロモーションにその「発想力」を提供すること。
最後は、ママたちの力でママたちを支える「共感・共創力」を十分に発揮できる機会をつくること。
ママたちのチャレンジは誰かの勇気となり、一歩踏みだすチャンスをつくる。私たちはそう確信しています。
これからも、いろいろなママたちの「色」や「形」を持ち寄って、想像以上のものが生みだされるよう、私たちもチャレンジしてまいります。
ママのままプロジェクト 佐藤宝恵