2020.11.24
出産・子育てを経て、さぁいよいよ職場復帰!というときに、「この言葉、よく耳にするようになってきたけど、実はイマイチ意味がわからない…」というママも多いのでは。今回は、テレワークや、クラウドサービス、ワーク・ライフ・バランスなど、仕事をするうえでしばしば登場する10個の言葉の意味をわかりやすい用例とともにご紹介します。これで今日からデキるワーママ間違いなし!
英語の「evidence」に由来し、そのまま直訳すると「証拠」「証明」「根拠」。もともと学術的・専門的な用語だが、最近ではビジネスシーンでも用いられるようになった。医療面では、情報の根拠となる臨床データのこと、システム業界では、テスト結果や検証結果、記録のことを指す。ときには「エビ」と略して使われるので、業界に入ったばかりの新人さんに「この情報、エビ取れてる?」と聞くと、「え!?え…、海老ですか…?えーっと…」となる可能性もある。
★用例言葉の響きだけでも大きなパワーを持っていそうなイメージ。これは、働く女性としてはぜひ知っておいて欲しい、かなり重要なキーワードのひとつ。「エンパワーメント」とは、個々の能力やパフォーマンスを最大限に引き出すために、現場の社員に権限を委譲すること。特に女性は、結婚や育児で一旦キャリアを諦めた人も多く、仕事以外の育児や家事をこなすスキルも含め、企業や職場でその能力を活かして欲しいと「女性のエンパワーメント」の必要性を唱えている企業も増えている。
★用例未だ、携帯の能力を数パーセントしか使いこなせていないアナログ人間にとっては、なんとな~くハナっから毛嫌いしてしまうこの言葉の響き。はい、正直受け付けません(涙)しかし、最近は頻繁に耳にするようになったワードなので知っておいた方が得。私たちはスマホやタブレットなど様々なデバイスで「いつでも・どこでも・何からでも」商品を購入したり、様々なサービスを利用している。その結果、それまで個々のストレージに保存していたメールやコンテンツのデータを一箇所に集め管理し、ネットを経由して雲(クラウド)の向こう側にある保存領域やソフトウェアが利用できるようになった。それが「クラウドサービス」。かなり噛みくだいて説明すると「どこ?」が分からなくても様々なサービスが利用できてるのが「クラウドサービス」。わかったようで、わからないけど(涙)
★用例ブランディングは、「ブランド」を確立させるためのPR活動。「セルフブランディング」とは、グッチやシャネルが好きよ♡ではなく「自分をブランド化」すること。「ブランド=高級なもの」と連想する人もいるかもしれないが、セルフブランディングは自分の高級感をアピールすることではないのでご注意を。自分の価値を他と差別化し、得意分野や実績を整理することがセルフブランディングの第一歩。何を武器にして戦っていきたいのかについてじっくり考えてみよう。
★用例コロナの影響で今では一般的な言葉となったが、初めて聞いた時は「電話を主とする働き方?テレアポのこと?」と何度も思ったのは私だけでないはず。実は「テレ=電話」ではなく、「tele(離れた所)」と「work(働く)」と合わせた造語で、パソコンとネットがあれば可能になる柔軟な働き方として、今では定着しつつある。しかし残念ながら、関東地方の定着率は高いものの、九州や私たちの住む大分では、定着率は低いという現状。
★用例パラレルと言われると、どうしても異世界、四次元世界など、別の世界を想像してしまうので「どんな非日常が味わえるキャリアなんだろう」と、ついウキウキしてしまうこの言葉。「本業を持ちながら、第二のキャリアを築くこと」を定義とし、副業が金銭的な報酬を得ることを目的にしているのに対し、パラレルキャリアは自分のスキルアップや夢の実現、社会貢献活動などのために活動する働き方。志の高い働く女性たちにぜひ使って欲しい注目のワードだ。
★用例「マインド」と「セット」、2つの言葉からな〜んとなく理解できるようなできないような…。ニュアンスを説明するのが難しいが、簡単にいうと、経験や教育などで培われた考え方のこと。能力は成長するものと考える「成長型」、能力は変えられないと考える「固定型」の2種に分けられる。言わずもがな、日頃から成長型マインドセットを持っておくことで、ポジティブに過ごせるし、自分の可能性を広げることができる。
★用例オムツの商品名でもなく、トラックの車種名でもない。ちょっとネガティブなワードだが、これに悩んでいるママが多い現状は否めない。出産を終え、職場復帰した女性が単調な業務しか与えられず、育児のために「残業できない」「休みが多い」などの理由で、出世コースとは違った、もう一つのコースに乗ってしまうことを表す。競技用のトラックに由来し、永遠にそのトラックをぐるぐるを走って抜け出せないと言うことからこんな造語が作られた。女性たちにはマミートラックにはまらないよう、モチベーションを上げて頑張って欲しい!
★用例「ロールケーキの兄弟?それともトイレットペーパーの親戚…?」そんな響きの言葉は、女性活躍が謳われはじめた頃からよく耳にするようになってきた。「将来こうなりたい」と目標にするもの、つまり「お手本にしたい人物」のことで、周囲にもアドバイスしながら成長を促すなど、良い影響を与える存在が最適だ。ロールモデルが職場にいることで、将来のビジョンを描きやすくなり、仕事へのモチベーションもアップするはず!
★用例エナジードリンクのCMのような、24時間戦う“モーレツ社員”の時代はいつのことやら。今、時代は「ワーク・ライフ・バランス」を重視へシフト!その名の通り、「仕事と生活の調和」を意味し、充実感を感じながら働ける仕事環境、健やかで豊かな生活のための時間が確保できるバランスのとれた状態を指す。家族とのひとときを充実させるも良し、習いごとやスポーツを楽しむのも良し!自分らしいワーク・ライフ・バランスを極めることが、最幸のワーキングマザーへの近道かも!?
★用例