FEATURE「今」伝えたい旬な内容を特集します

私たちの共働きスタイル

2022.08.30

私たちの共働きスタイル

現在、共働き世帯が増加傾向にあり、専業主婦世帯を上回りました。子育て中の母親で仕事をする女性の割合は72%(厚生労働省「2019年国民生活基礎調査の概況」より)にのぼり、夫婦で協力して家事・子育てをするのがスタンダートになってきました。今回の特集は、職種や就業形態が異なる5組の共働き夫婦の協力のもと、共働き中の家事・育児分担のアンケートを実施。1日のタイムスケジュールや2人の約束事など、共働き夫婦のリアルな暮らしが見えてきました。



家事分担は?

食材や日用品のストック、買い出しなどの名もなき家事は私の役目ですが、トータルで考えると家事・育児の割合は半々だと思います。出産後、職場復帰時に、想定される大変な家事をリストアップ。晩御飯の献立づくり、買い出しなどは、宅配サービスに頼ることにしました。平日は、ミールキットを活用しているので、帰宅後レシピ通りに作るだけ!夜ご飯は20分程度で完成します。忙しい中でも子どもとの時間を作っています。子どもの離乳食もBFを使うので旦那でも簡単に作ることができます。


二人の約束事

とくに決めている約束事はありませんが、晩御飯のときに主人と晩酌をしながら、その日の出来事や、保育園の先生から聞いた子どもの保育園での様子を話したり、情報共有を大切にしています。主人は、保育園の服を手洗いしてくれたり、子どもをお風呂に入れたり、寝かしつけをしたりなど、普段から家事と育児をしているほうだと思います。だから、たまに主人が飲みに行くとなったとしても、快く送り出すことができます!







家事分担は?

結婚当初から夫婦真逆の生活なので、これが我が家の当たり前。家事分担はほぼ100パーセントと言っていいくらい、私が担当。もちろん、病気で寝込んだり、旅行に行く時、仕事で都合がつかない時は率先してやってくれます。自営業で主人もとても忙しいため、家庭の心配せず仕事に邁進して欲しいので、このバランスにストレスはありません。子育てに関しては、娘の教育担当として、先生との面談は積極的に行ってくれとても心強いです。私の一人の時間も気持ちよく作ってくれるので、気分転換もちゃんとさせてもらっています。


二人の約束事

約束しているわけではありませんが「感謝の気持ち」は、お互い大事にしていると思います。些細なことでも「ありがとう」と伝えています。主人が常にフラットでいてくれるので、一人娘と衝突した時も、間に入ってくれ、冷静にいてくれるのがとてもありがたいです。忙しい人なので、悩み事や相談したいこと、愚痴を聞いて欲しい時はすぐLINEしますが、いつもちゃんと聞いてくれます。大事なのは感謝の気持をきちんと言葉で伝えることかな…。







家事分担は?

家事のほとんどは私が担い、育児の分担はちょうど半々。家事・育児トータルの割合は7:3ぐらいでしょうか。ただ、麦茶をつくる、洗剤の詰替、保育園の連絡帳への記入など、いわゆる”名もなき家事”は私の役目です。ただ、主人は子どもの寝かしつけと一緒に寝落ちするので、子どもと主人が寝たら私のフリータイムが始まります!家事が早く終われば、ジムに行ったり、YouTubeを見たり…。貴重なひとり時間を満喫しています。


二人の約束事

「子どもに寂しい想いをさせない」が約束事。お迎えが遅くなることも多いので、できるだけ寝る前に子どもと遊ぶ時間や子どもの話を聞く時間をしっかり作っています。仕事が忙しい週は、週末に子どもの行きたいところに連れて行くなど、平日と週末でバランスを調整。あとは「無理しない」「いのちだいじに」。仕事が忙しい&身体が疲れているときは、出前を取ったり、洗濯物は放置したり、意識的に”サボる”を心がけています。







家事分担は?

私がどうしても忙しいときは主人に食事づくりを手伝ってもらいますが、基本的には妻9割、夫1割ぐらいです(笑)。自宅兼店舗になっているので、子どもの夜ご飯は夜営業の合間にパパパっと作って持っていきます。2人目の子を出産後、退院したその日からお店に立ったり、子どもをおぶって注文を取ったり、子どもが小さいときはとにかく大変でした…。今は子どもたちも成長したので、昔と比べるとだいぶ楽になり、お店が忙しいときは、子どもたちが手伝ってくれることもありますよ。


二人の約束事

家事・育児は私が担っているので、夫は「家事・育児には口出ししない」ようにしているようです。いろいろ言いたいことを我慢しているのかもしれませんが、下手に口出しすると喧嘩になりますからね。でも、仲良し家族なので、子どもの運動会はお店を休んで一緒に見に行きますし、主人と子どもたちが出場するトライアスロンの大会があれば、みんなで応援に行きます。主人は大きな“長男”なので、家事分担は求めていません(笑)。これからも家族みんなでワイワイ楽しく過ごせたら問題ナシです!







家事分担は?

結婚当初は「できる人ができるときにできることをしよう」と決めていたのですが、気づけばほとんどが夫任せに。自営業だから時間の融通も利くだろうと判断して頼りっぱなしです(笑)。そんな中でも、たまっていく領収書、ラベルはがしを待つペットボトル、返信書類など、行き場のないモノたちは、たまったら私が処理しています。(お互い「誰かするだろう」と思っているのですが、根負けして私がする)まあ、「それぐらいしなさいよ」と言われそうですけどね…。


二人の約束事

2人というより家族全体のルールですが、「意思を伝える」ことです。してほしいことやしてほしくないことは、伝えなければ分かりません。良かれと思ったことが裏目に出たり、機嫌が悪い理由がわからずモヤモヤしたり、「伝えなくても分かるだろう」ということが本当に伝わっていなかったり…。結婚28年を迎えても「阿吽の呼吸」なんて存在しません(笑)! LINEを使ったり、子どもたちがいないときに腹割って話したり、意思を伝える「伝え方」を大事にしています。




毎日家事と育児と仕事に追われる働くパパとママたち。勤務形態や生活リズムによって、分担の割合やスタイルはさまざまですが、お互いがストレスを感じず、家族みんなが笑顔で過ごせるよう意識していることがわかりました!アンケートのご協力をいただいたみなさま、ありがとうございました!

こちらの記事もオススメです

page top