私たちのそばには、災害や事故、病気や家庭の事情など、様々な理由で大切な人と死別・離別したり、虐待などで安心・安全な暮らしを失ったり、また、大切な物を失ったりした子どもたちがいます。
そのような子どもたちの悲しみ、心の傷や苦しみを癒し、整え、自分らしく歩んでいくことができるように寄り添い、支援するのが、“グリーフケア”です。
この度、悲嘆(グリーフ)やトラウマを経験した子どもたちのケアに40 年近く取り組み、日本のグリーフケアにも大きな影響を与えている、シンシア・ホワイトさんを大分にお迎えして講演会を開催することになりました。
トラウマや喪失を体験した後の健康、成長、そして回復について、ポリヴェーガル理論なども交え、大きな喪失への適応にどのように対処するかについての最新の情報をご提供致します。
医療、保健、福祉、教育などの分野で子どもたちと関わっている方々や、保護者の皆様と、一人ひとりができることを一緒に考えていきたいと思います。
【講師】 シンシア・ホワイトさんCynthia White, M.A.E.
42年間、心のケアの専門家として、死別・喪失やトラウマ体験をした人たちの支援活動をしている。西ケンタッキー大学でカウンセリング心理学の学士号と修士号取得。エリザベス・キューブラー・ロス、アーノルド・ミンデルらを師として学ぶ。
ホスピスでのエグゼクティブ・ディレクターや、死別体験した子どものグリーフ・サポートで世界的に有名な「ダギーセンター」の研修ディレクターなどを務める。2001 年から夫の伊藤ヒロ氏と「Kids Hurt Too Hawaii 」を設立する。阪神淡路大震災、東日本大震災でも来日し、支援活動を実施した。
※トレーニングにも参加される場合は、それぞれのお申込みが必要となります。
子どもへのグリーフケア実践のための
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