プログラミング
9月のままともラジオでは「シリーズ教育改革」と銘して、4人の専門家の方に2020年教育改革についてお話を伺っています。
シリーズ第三回はプログラミング講師の竹林みかさんにお越しいただきました!
番組公式Instagramストーリーズでの事前アンケートでは、ご回答頂いた内6割以上の方が「分からない」と答えられたプログラミング。(もちろん私もわかりません!)
(↑お答えくださった皆さま、ありがとうございました♡)
西嶋さんと私も聞きたいことがたくさんで、あっという間に放送時間終了…(;´∀`)
なので、今回も♡ままともラジオジャーナル限定で、『ママがおうちでできること』を教えて頂きました!!!
【竹林先生直伝!ママがおうちでできること】
『ママが学校で習ったことやこれまでの経験とは全く異なるものに見える教育が、きっと子どもたち世代にとってのスタンダードになります。
私は教育者や専門家ではありませんが、デジタル端末を当たり前に使いながら授業が進む「ICT」教育への移行は単に“時代に沿っているだけ”じゃないかと、ママ目線で感じています。
子どもは学校で、先生たちの管理の下でデジタル端末を使いますが、気の許せる家族の前だと、子どもは興味の赴くままにタブレットを触りたがるでしょう。まずは触る時のルールを決めておきましょうね。
デジタル端末の正しい使い方やリスクを習うことなく、慣れや興味、衝動で使う危険はママが一番よくわかっているはず。
近い将来、タブレットはきっと白物家電のような生活必需品になります。危険を遠ざけるために使わせない!ではなく、うまく活用する力が必要なんだと思います。
それでも子どもは多分、ルールを破ろうとします。長い時間集中して触りたくなるのは、楽しいから。です。
ママにはそれがたとえゲームのように見えても、子ども自身は考えながら手を動かし、それを楽しんでいるんです。
ここ数年、多種多様なプログラミングツールが急速に増えてきました。ついていけないわ…と思うかもしれません。
ママも毎日忙しいでしょうが、ここで、子どもがやっていることを尋ねたり、ママにも教えて!とこまめな問いかけをすることをおすすめします。親子ともに、「一緒にやっている感」が高まりますし、前向きな身近なものとしてプログラミングと接するきっかけを、子どもはたくさん持っていますよ。
主催するワークショップの合間で、「先生はこんな絵を描くって言ってなかったよ」「その動物、そんな色じゃないでしょ!」「こんな風にするの!次は?」と、やっている途中に手や口をだしたくなるママをたまに見かけます。「分からん!教えて!」という子どもに、すぐやり方を教える・どうするのが正解かを聞いてくるママもいます。
すみません。私の行うお絵かきプログラミング“ビスケット”では、ピンクのネズミも空飛ぶニワトリも、それを動かしたいと思って描いて動けば成功です。
参考例は見せたとしても、すぐに答えは教えませんし、テーマや最低限の操作以外に決まりもありません。
途中までしかできなかった…なら、続きは家でやってみてくださいと言います。
聞いて教わって知るのではなく、自分自身が考えて、発見して知ることの喜びや感動は達成感につながります。そこから「もっとやりたい」欲につながり、複雑なこともプログラムできるようになっていくんだと思います。それこそがきっと、プログラミングの「考える楽しさ」です。
ママが子どもの未知な学びに興味を示すこと、知ろうとする姿勢。これを子どもが感じられればそれで十分だし、必要なことだと私は思います。』
ところで、私もこの夏、竹林さんのプログラミングworkshopに3歳、5歳、7歳のこどもたちと参加しました。
もうね、こどもたち、すっかり夢中!!他のお子さんたちもみんなすごく楽しそうで、終了時間になってもみんななかなか帰ろうとしない笑
竹林さん主宰の「ワークショップ工房」詳細はFacebookからご確認下さい!
https://www.facebook.com/LbPGM/?__tn__
(竹林さんプロフィール)
ワークショップ工房主宰 ビジュアルプログラミング言語viscuit(ビスケット)ファシリテータ
ライティング講座講師・ライター
三年前にプログラミング教育が導入されることを知り、我が子に教える準備のつもりで、いろんなプログラミングツールを手当たり次第にやってみる。が、そのほとんどで挫折。唯一、ビスケットだけは悩みながらも楽しさを感じたツールだった。しかしそのうち、子どもから自分が教わるようになる。
子どもの理解と吸収力はスゴい!出来ない自分がもどかしくなり、ビスケットファシリテータ講習を受講。
開発者原田ハカセ直々に教わり、手軽さ・面白さだけではない「奥深さ」にすっかり感心し、自分がこの面白さを伝えたくなってしまう。子どもだけでなく、幅広い年代の人たちが時間を共有できる、コミュニケーションの場としてワークを広めて行くことが当面の目標。