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2020.11.03

頑固な汚れは早めに対処して
お家の“キレイ”を保つ

年末までに行いたいプチ掃除のススメ

11月を迎え、そろそろ「年末の大掃除」について考え始める時期になりました。年末にまとめて終わらせようとしたものの、結局終わらず中途半端な状態で新年を迎えてしまった…というママも多いのでは。そんなママのために、今のうちから掃除しておきたいキッチン、トイレ、お風呂の頑固な汚れの掃除術をご紹介。今回は、家事代行サービス「クリーンマム」を展開する株式会社ベーシッククリーンの郷原真衣さんに、それぞれの掃除のポイントをお聞きしました。




頑固な汚れは早めに対処して
お家の“キレイ”を保つ


11月を迎え、そろそろ「年末の大掃除」について考え始める時期になりました。年末にまとめて終わらせようとしたものの、結局終わらず中途半端な状態で新年を迎えてしまった…というママも多いのでは。そんなママのために、今のうちから掃除しておきたいキッチン、トイレ、お風呂の頑固な汚れの掃除術をご紹介。今回は、家事代行サービス「クリーンマム」を展開する株式会社ベーシッククリーンの郷原真衣さんに、それぞれの掃除のポイントをお聞きしました。





ベーシッククリーン 代表取締役郷原 真衣さん女性スタッフを中心に、ハウスクリーニングや家事代行サービスを行う「ベーシッククリーン」。家事や育児、仕事に追われるママたちの“パーソナルトレーナー”として、水回りの掃除や部屋の片付けなど、ニーズに合わせたきめ細やかなサービスを展開しています。常に忙しいママの声に耳を傾け、今後は「洗濯代行」や「カット野菜のデリバリー」などのサービスもリリースする予定。

「掃除はしたいけど、時間もないし、効率的な方法も分からない」という人も多いはず。効率よく掃除をするなら、まずは汚れについて“知る”ことがポイントです。汚れは大きく分けて、酸性のベトベト汚れ、カリカリのアルカリ性汚れの2つです。代表的な酸性汚れとして、油汚れや皮脂、手垢など、一方、アルカリ性の汚れとして、水垢、カルキ、石鹸カスなどが挙げられます。汚れを落とすには、酸とアルカリを“中和”させることがポイント。つまり、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤が有効だということ。汚れの種類や洗剤の選び方を覚えておくだけで、効率良く掃除することができます。



酸性汚れ…油汚れ、皮脂、手垢、湯垢、血液、衣類の汚れ
→アルカリ性の洗剤(セスキ、重曹、オキシクリーン、キッチンハイター、電解水)
アルカリ性汚れ…水垢、カルキ、石鹸カス、尿石、ヤニ、サビ など
→酸性の洗剤(クエン酸、サンポール、トイレ洗剤)
軽い汚れ…食べこぼし、軽い皮脂汚れなど
→中性洗剤(ウタマロクリーナーなど)





①重曹を入れて漬け置きお湯を張った鍋に、ガスコンロの五徳を入れ、重曹を入れてしばらく漬けておく。重
曹はお湯1リットルに対して大さじ1杯を目安に。汚れの度合いに応じて調節してください。





②スポンジでこすり洗い10分ほど放置し汚れを浮かせたら、ステンレスのスポンジでこすり洗いを。汚れが取れたら水で洗い流して五徳の掃除は完了。トッププレート部分の油汚れは重曹水をなじませたタオルなどで拭き掃除を。





③クレンザーでサビ磨きシンクの水垢やサビは、スポンジやタオルにクレンザーをつけて磨く。1カ月に1回程度、定期的に行うのがおすすめ。




天然珪華石(湯の花)に、ヤシ油由来の石鹸を配合した石けんクレンザー「ハイホーム」。キッチンをはじめ、お風呂や洗面所など、幅広い場所で利用できます。界面活性剤や香料などは使用していないので、手肌に優しいのもポイント。









①トイレ用洗剤で全体を掃除するまず、トイレ用洗剤を使いながら、ブラシで全体的に汚れを落とす。





②サンドペーパーで尿石をこすり取る頑固な尿石や、便器の隙間の汚れは、クエン酸のスプレーをふりかけて15〜30分放置を。その後、サンドペーパーを使って削り落とす。





③細かい部分の掃除は歯ブラシを使うフチ裏にもクエン酸スプレーをふりかけて10分ほど放置。ブラシの届かない細かい部分は使い古した歯ブラシを使って掃除を。




尿石汚れにはサンドペーパーが効果的。プラスチック素材のタンク上部手洗い管部分の水垢汚れには、キズをつけないように目の細かいサンドペーパーを使いましょう。









①クエン酸スプレーを吹きかけるまずは、全体にお湯をかけて汚れを浮かせる。水垢が付着した鏡には、まず全体にクエン酸スプレーを吹きかける。





②キッチンペーパーでパックして放置スプレー後、キッチンペーパーを貼り付け、ラップをかぶせて2〜3時間ほど待つ。汚れがひどい場合は半日〜1日放置を。





③研磨剤でこすり洗いキッチンペーパーとラップを取り、ハイホームなどの研磨剤をスポンジにつけ、水を流しながらこすり洗いを。最後にスクイージーでしっかり水滴を拭き取ることを忘れずに。




水垢落としには、ダイヤモンドクリーナーがおすすめ。100円ショップで手に入り、鏡以外にもさまざまな場所でも使えるので、1つ持っておくと便利です!



汚れを知り、早めに対処。
プチ掃除習慣が大切!
効率よく掃除をするなら、まずは汚れについてしっかり知ることが大切。普段から「汚れをは定期的にリセットを」と意識し、日頃から汚れをためないように心がけることで、年末の大掃除はラクになりますよ!「汚れがひどすぎてどこから始めて良いかが分からない…」という人は、プロに相談してみるのもおすすめです。

ベーシッククリーン
https://www.basic-clean.com/

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