2020.12.29
家事に育児、仕事に毎日忙しく過ごすママたち。おもちゃがリビングの床に転がり、保育園関係の書類が散乱している部屋を目の前にして、「片付けたい…」と思うものの、時間もないし、そもそも収納方法もわからないという人も多いのでは。そんな整理収納に関するママの悩みを、今回はプロの力を借りて解決!整理収納アドバイザーの板井善江さんにご協力いただき、忙しいママのための整理収納をレクチャーいただき、実際に整理収納に挑戦してみました!
家事に育児、仕事に毎日忙しく過ごすママたち。おもちゃがリビングの床に転がり、保育園関係の書類が散乱している部屋を目の前にして、「片付けたい…」と思うものの、時間もないし、そもそも収納方法もわからないという人も多いのでは。そんな整理収納に関するママの悩みを、今回はプロの力を借りて解決!整理収納アドバイザーの板井善江さんにご協力いただき、忙しいママのための整理収納をレクチャーいただき、実際に整理収納に挑戦してみました!
整理収納するうえでまず意識しておきたいのは、「その空間(部屋)でどのように過ごしたいのか」ということ。まずは、「子どもと笑顔で過ごしたい」「効率良く家事をしたい」といった整理収納の目的やゴールを明確にしておくことが大切です。子どもと一緒に片付けができる場合、「このスペースではどのおもちゃで遊びたいか」を相談しながら仕分けしていくのもおすすめですよ。また、1シーズンに1度はお部屋を見直して、アイテムを入れ替えるようにしましょう。 整理収納は、暮らしをより良くするためのもの。片付けによってきれいになった空間をイメージしておくことで、楽しく前向きな気持ちで整理収納に取り組むことができると思いますよ。
整理収納アドバイザーオフィス ウィル板井 善江さん20年間の広告代理店勤務を経て、整理収納アドバイザーの道へ。『整理収納アドバイザーオフィス ウィル』を立ち上げ、「楽しくお料理をつくるため」「家でゆっくりくつろげるように」など、お客様の目的に合わせた理想の空間を作るべく、大分市を中心に活動中。個人や企業向けの整理収納のアドバイスをはじめ、講演会やセミナーも行っている。
子ども部屋はあるものの、使う頻度の多いおもちゃや絵本など子どものグッズはリビングに置いている人も多いのでは。放っておくと、散らかりっぱなしで生活感満載のリビングになってしまいます…。忙しいママでもチャレンジしやすく、子どもの片付け習慣も身につく収納術をご紹介します。
帰宅後の動線上に収納スペースを確保
子どもへお片付けを習慣づける場合、動線を考えることが大切なポイントになります。家の間取りでも変わりますが、こちらでは帰宅後、玄関から洗面所、子ども部屋への動線上に収納スペースを配置しています。リビングスペースが同じ動線上にありますので、ランドセルやリビング学習に必要なもの、リビングで読みたい絵本などは全てこちらのスペースへ。
学校で使う衣服やアイテムを収納
体操服やタオルなど、子どもが学校で使うグッズもランドセルの近くに収納しましょう。子どもが自ら学校の準備をする習慣も身につきます。成長に合わせて、収納内容は適宜見直して。
下段はおもちゃの収納場所として
一番下の段には、子どもが使うおもちゃの収納スペースとして活用を。出し入れしやすい位置を意識することで子どものお片付け習慣を育むきっかけにもなります。
郵便物をはじめ、保育園からの書類など、何かとかさばる書類の数々。提出するもの、保管しておきたいもの、捨てて良いものなど、種類ごとに分類しなくてはと思いつつ、ついつい後回しにしがちです。提出期限がギリギリになってしまった、大事な行事・お弁当の日を忘れてしまった!というママも多いはず。そんな事態を防ぐ整理のコツを紹介。
書類をカテゴリ別に分類
書類の整理において、まずは「保管するもの」「未処理のもの(提出期限付きのもの)」「読んだら捨てるもの」など分類することが基本です。保管する書類は、クリアファイルに入れ、 インデックスを使って種類ごとに分けると更にGOOD!
提出書類は色違いのクリップを使って仕分けを
保育園や学校に提出する書類や、返送が必要な郵便物など期限のあるものは、色違いのクリップを 使って「パパ」「ママ」「子ども」とそれぞれ分類しておくと、うっかり…を防げますよ。
提出書類はいつでも取り出せる場所で保管を
提出する書類は、ボックスやクリアファイルに入れて、サッと取り出せる場所に収納を。ブックスタンドなどを使って、立てかけておくだけでもOKです。
ハサミや体温計、封筒やご祝儀袋、スマホの充電器など、こまごまとした小物たち。使う頻度はバラバラだけれど、いざ使うときに見つからないとイライラしてしまうもの。「ここにしまっておいたはずなんだけど…」というストレスをなくす小物の収納術を紹介します。
引き出し付き3段ボックスを活用
収納するアイテムの数に合わせて引き出し付きの3段ボックスを用意しましょう。インテリアの邪魔をせず、中身が見えないシンプルなものがおすすめです。
アイテムごとに分けて収納を
テーブルの上に散らかりがちのペンや体温計、ハサミに封筒など、日常的に使う小物は全てこの引き出しへ。1箇所にまとめておけば、行方不明にもなりません。
何が収納されているかラベリングを
収納が完了したら、引き出しの中に何が収納されているか、しっかりとラベリングを。中身がひと目でわかることで、さらに使いやすさがアップします!
整理収納でスッキリ空間をつくり
ノンストレスな生活を叶えよう!整理収納に対して苦手だと感じるママも、ほんの少し意識を変えるだけできっと片づけ上手になれるはず! 正直、私も片付けは苦手ですが、これからは前向きに取り組んでみようと思いました。「それでも自分だけではどうしたら良いかわからない!!」。そんな人は、思い切って整理収納アドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか。きれいな空間作りのコツや方法を伝授してもらえるはずですよ。