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2021.04.20

新型コロナウイルスにより直前で中止が決定したあの日から 1 年。ままいろフェスタを通してママ達から教わったこと

「ままいろフェスタ2021」レポート

昨年 6 月!オンライン上で「また会おうね!」と約束した日が!!!ついにやってきました。
ままいろフェスタ 2021!!!今年は念願の対面イベントとして復活です!
実行委員長の大鶴めぐみが、あの日の嬉しさを熱く振り返ります。

2021 年 3 月 27 日(土)、大分市の iichiko 総合文化センターアトリウムプラザで、待ちに待った対面イベント「ままいろフェスタ 2021」を開催しました。

ままいろフェスタ

新型コロナウイルスにより直前で中止が決定したあの日から 1 年。
今回こそは!という熱い思いを胸に、実行委員や出店者一丸となり、感染対策についても考えながら当
日を迎えました。全員マスク着用、入場には検温や消毒が必要という、これまでとは空気がガラリと変わ
ったコロナ禍でのイベント開催でしたが、あっという間に空気を和ませ安心の場に変えてくれたのは、
受付にスタンバイしてずっと陰からイベントを支えてくれていた、ママサポーターさんや子ども達の笑
顔のお出迎えでした。


ママ達が作るママのための年に一度のフェスティバル!

ママ達で企画・運営をしながら作り上げる「ままいろフェスタ」も今年で 3 回目。初開催の時から大切にしている「ママ達の挑戦」と「ママをつなげる。ママをささえる。」をテーマにイベント作りをスタートしました。ハンドメイド雑貨などの販売や子ども達も楽しめるワークショップに加え、ままともラジオの企画から生まれたコラボ商品の販売、協賛企業による出展ブースなど、密を避けながらも数多くのブースが並びました。もちろんその中には、イベント出店に初挑戦したママたちによるワークショップや相談ブースなどもあり、出店者同士で声をかけ合いサポートしあう姿も見られました。また、ままいろフェスタ恒例のステージ企画では、読み聞かせ、ヨガ、トークライブやスピーチ、ままともラジオの公開収録など、次々とママやパパが登場し、ステージブースの前にはそれを見守る子どもたちの可愛い姿もありました。「会いたかった!」「会いに来たよ!」そんな言葉が会場のいたるところで聞こえてきた今回のままいろフェスタは、ママだけでなく、子どもを見守るパパの姿もたくさん見ることのできた笑顔あふれる 1 日でした。
安心して過ごせる空間と温かい空気を作ってくれたイベントに関わる全ての皆様、今年も本当にありが
とうございました!




届けたかったのは、ママたちのリアルスタイル

今年はママたちに届けたい 3 つのテーマでステージライブを企画しました。
1 つ目のテーマは、『ゼロからスタートした私の経験』。大分で講師として活躍中の二人のママに、この 1年の変化に加え、出産や子育て、そして今の活動の原点となった頃を振り返ってもらいながらのトークライブは、コロナ禍で思うように進めないジレンマを感じるママたちにとって、とても勇気づけられる
時間になりました。
そして、二つ目のテーマは『コロナ禍での私の挑戦・変化』。専業主婦、働くママ、育休中ママ、ハンドメイド作家という、色んなステージにいる 4 人のママたちにそれぞれお話をしてもらった「ママ‘s スピーチ」では、「全て止まってしまった!」「全てなくなってしまった!」「何をしたらいいのか分からない」という言葉が沢山聞かれた 1 年の中に、ママたち一人ひとりそれぞれの 365 日がちゃんとそこにはあって、「どう過ごすか」「誰と過ごすか」によって、その日常はどんな風にでも変えられるんだ!というワクワクする気持ちをもらいました。
最後の 3 つ目は、働き方も分野も違うパパも含む 3 人による、その名もずばり!『ママに届け~エール
メッセージ~』。昨年度、ママのままプロジェクトでは、ママの力を社会につなげるためのセミナーなども多数開催してきました。そこで見えてきた女性たちの変化とそこにある思いなどのお話や、ママ達に向けたそれぞれの視点での体験談やアドバイスは、一歩踏み出すために背中を押してくれる温かいメッセージでした。



3 つのステージを通して伝えたかったことはただ一つ。「大丈夫だよ」ということ。

子どもたちの学校が休校になり、全ての活動がストップした時、私自身も何もする気になれず立ち止ま
りそうになった時もありました。でも立ち止まらずにいられた理由は、同じような気持ちを共感しあい、一歩踏み出すための知恵やアイデアを出し合い、一緒に笑い合えるママたちが周りにいたからでした。今、時代を取り巻くたくさんの要因の中、自分のやりたい事や夢に向かって一歩踏み出す勇気がでなかったり、先の見えない不安を抱えながら過ごしているママも少なくはないと思います。一人では中々解決できない悩みや不安だったとしても、口に出してみたり、誰かの話に耳を傾けてみることで、目の前の世界や環境がガラリと変わることがあります。私達がままいろフェスタを通して作りたいと思っているのも、そんな世界です。そして、大分にはそれを実現しているママたちがたくさんいます。
ママ同士がつながりあい、共にささえあう。ただそれだけのことが、実はとても勇気をもらい、チャレンジへの一歩が踏み出せる力に変わることを、ままいろフェスタを通してママ達に教えられ、私も今強く実感しています。



未知の世界を知ることで得られる新しいこと


昨年 6 月、「ままいろフェスタ」をみんなで開催したい!という思いから、出店者のママ達と無我夢中でZoom や Instagram などを学び、オンラインイベントを開催しました。今回は、その経験もしっかりと活用しながら、ステージ企画のオンライン配信に加え、会場からのインスタライブや、インターネットからも応募できる「ままいろドリーム抽選会」など、会場に足を運べない方でもイベントに参加してもらえるような企画も同時進行で行なわれ、新たな開催スタイルからママたちと繋がる可能性がまた一つ広がった「ままいろフェスタ」になりました!これは、これまで通りの対面イベントが可能だったら広がらなかった世界でした。
女性にとって「子育て」という未知の世界も、新しい世界、新しい自分を知るきっかけだと思っています。
子どもという存在を通して、こんなにも自分の思い通りにならない世界があることや、そこから一歩先
を見る力が養われたり、気分良く取り組んでもらう環境作りや声掛けの大切さや方法を学んだり(笑)、ク
リスマスや誕生日などの子どもとのイベントを通して、企画運営、スケジュール管理、会場設営など(笑)
私達ママは思った以上にたくさんの能力を学び取ってきました。ままいろフェスタは、ママたちが知ら
ず知らずのうちにそうやって身に付けてきた、たくさんの能力を活かす場所でありたいと思っています。
「私たち(ママたち)ならできる!」そんな言葉を(勝手に)合言葉に、次回のままいろフェスタもさらにパ
ワーアップして開催予定です!チャレンジの場は出店だけではありません。ママだから気がつける視点
で、家族みんなで楽しめるイベントを一緒に作ってくれる人も大歓迎です!
次回は!あなたの参加もお待ちしています!!


※当日の様子は、YouTubeでご覧いただけます。
       

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