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2021.12.07

人生で必要な教育費、住宅購入費、老後資金…
貯蓄するため、今できることは?

ママに学んでほしい!節約勉強会

ママに学んでほしい!節約勉強会

家計のやりくりの中で一番頭を悩ませることが多い、お金のこと。頑張って家計簿をつけて節約しても、なかなか思い通りにいかないことが多いように感じます。そんなお金にまつわる勉強会「ママに学んでほしい!節約勉強会」が、10月4日に九州電力(株)大分営業所にて開催されました。前半は「お金の節約」、後半は「時間と光熱費の節約」の内容でみっちり学んできました。

まずはハッピーライフコンサルティング代表を務める、ファイナンシャルプランナー・幸賢俊(まさとし)氏を講師に迎え「女性のための貯蓄力アップセミナー~これから始めるマネ活~」と題したセミナーは、節約のポイントや上手な貯金のコツなど、ためになる話が盛り沢山でした。



まずは手始めに貯金について、決断、行動ができ、前向きで改善できる人などの「上手な人」と、目の前のことを重視する短期的視点を持つ人などの「下手な人」の違いをわかりやすく説明してくれました。



「まずは目的や目標を持ってお金を貯めることが大事。200万円貯金できたら、100万円を違う口座に移し替えていくと、見えない口座にお金がたまる仕組みに。一箇所の口座にお金を貯めるとなかなか貯まりません。どの家庭でも人生の中で破綻するタイミングが2回あります。1回目はお子さんが大学に進学した時。2回目は老後に住宅ローンが残り、プラスで介護費用が必要になってくる時です。ゆとりのある老後を過ごしたいと思った時、月に必要となる金額は38万円。トータルで1億円は必要と言われ、将来の年金への不安を加味して考えると、資金形成を考え今から貯金していくことが大事になってきます」と幸さん。その話を聞き「こんな悠長にしている場合じゃない…」と、私を含め、焦りを感じた参加者の方も多かったはず。



「平成28年度 生活保障に関する調査」によると、約8割の女性が老後生活に対する不安を感じていると回答しています。そんな不安を少しでも解消するため、今一度自分たちのライフプランを見直し、将来に向けてこれから行う貯蓄が、家族を助けてくれるんだと切実に感じました。

またこれから必要となってくる、子どもの将来に合わせた教育資金の作り方、賢い住宅購入資金の方法、年金に頼らなくても生活できる老後資金のプランニングのコツも教えてくれ、参加者の皆さんは熱心にメモを取っていました。「ただただ闇雲に貯金するだけでは、人生に必要な資金を作るのは難しい。資産運用や生命保険料の見直しなど、我流ではなく、まずは現状を分析しプロと一緒に考えることが一番の近道だと思います」と幸さんは締めくくってくれました。

ママに学んでほしい!節約勉強会

その後、九州電力大分営業所営業グループの松枝優子さんより、光熱費を抑えるポイントのセミナーが行われました。知っているようで、実は理解できていない省エネについての問題がクイズ形式で出題され、参加者の皆さんと楽しく盛り上がりました。

普段私たちが使っている冷蔵庫やテレビ、暖房などの省エネポイントを知ることで、電気代や光熱費を節約できるという話を聞き、皆さん納得の様子。さらに、各家庭にあった料金プランを見直したり、オール電化にすることで電気代がぐっと安くなるというお話も。



また、ホームアドバイザーによるIHキッチンを使った料理の試食会も行われました。お豆腐を使ったヘルシーな豆腐ドーナツはとても簡単で、参加者の皆さんの評判も上々でした。今人気の便利家電も展示されており、家電のおすすめポイントや、実際にそれらを使った料理もふるまわれました。



将来の家族のために、やはり貯蓄はとても大事です。そのために、毎日の生活の中で節約できる部分や、上手にお金を貯金するコツがあるんだと勉強になりました。また、プロの人たちのアドバイスをもらいながら見直すことが、不安から解消される一番の近道だと感じたセミナーでした。

ママに学んでほしい!節約勉強会

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