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2022.04.19

「ままいろフェスタ2022」レポート

「ままいろフェスタ2022」レポート

4回目となる「ままいろフェスタ2022」を、3月26日(土)、大分市のiichiko総合文化センターアトリウムプラザで開催しました。ママやパパ、そしてサポーター企業様によるたくさんの出展ブースに加え、ママ達へのメッセージのこもったトークライブやフォトブースもあり、今年度も笑顔の溢れる1日となりました。今回のままいろフェスタレポートでは、実行委員長の大鶴めぐみが、当日を迎えるまでのままいろフェスタの裏側を皆さんにお伝えします。



誰もが安心してチャレンジできる場を作る

今年も会場には、たくさんの「初めて」がありました。初めてイベント出店をするママ、初めてイベント出店でモノづくりにチャレンジするパパ、初めてトークライブに登壇するママ、初めて子ども同伴で出店するママ、昨年までの出店側から今年は実行委員としてチャレンジしてくれたママ、開催直前にステージの司会にチャレンジすることになった実行委員ママ。目に見えるチャレンジだけでなく、それぞれの中にある小さなチャレンジはもっとたくさんあったかもしれません。



ままいろフェスタの開催当初から大切にしてきたのは、チャレンジの「場作り」と、そのチャレンジを後押しするための「ママをつなげる。ママをささえる。」「ママの力を社会につなげる」という、主催であるママのままプロジェクトのコンセプト。



どうしたらそれを体現できるか。どうしたらママ達にそれを体験し実感してもらえるか。企画作りの段階から、何度も何度も話し合いを重ねながら、今回もママたちで作るママのためのイベント「ままいろフェスタ」がスタートしました。



3月開催のイベントに向けて、最初にスタートしたのは9月!初めての出店にチャレンジするママ達の勉強会「チャレンジcafe」でした。実行委員のママが講師となり、全6回の学びの中で、出店のノウハウや実際の出店内容を作り上げていきます。何かに挑戦するとき、飛び込む勇気ももちろん必要ですが、それ以上に大切なのは情報と仲間。チャレンジcafeでは、先輩ママ達が経験や知識をみんなと共有し、一緒にアイデアを出し合いながらより自信をもって出店できるようなサポートをしてくれています。

11月には、大分市内の公民館に、出店者と出展企業、ママスタッフなどイベントに関わる全ての人が集まり全体説明会を開催しました。今年のテーマには「ママたちの文化祭」という、ままいろフェスタらしさと一緒に、「自分も幸せにしよう」というママのままプロジェクト独自のSDGs18番目の目標を掲げました。

「ママたちの文化祭」に込めた思い

学生時代の文化祭を振り返った時、そこに浮かぶ思い出は文化祭当日の出来事よりも、みんなで何かを作り上げている景色だったりしませんか?2020年3月に予定していた「ままいろフェスタ」が開催直前で中止になった時期、ママ達の日常も一変しました。予定していた子どもたちの行事も、予定していた出店イベントも次々と中止が決定していったことで、「喪失感」というものをみんなで体験した時期でした。そんな状況を打破したいと計画した「おんらいんdeままいろフェスタ」。

今のようにオンラインが当たり前ではなかった時期。まずは実行委員が使ってみることからスタートし、出店予定のママ達とオンライン上でSNS勉強会などを開催しながら、1ヶ月程でイベントを作り上げていった経験は、私たちがイベントのコンセプトとしている「ママをつなげる。ママをささえる。」は、実行委員からママ達へという一方向ではなく、ママ達から実行委員や他のママたちへという双方向であったことに気がつかせてくれました。







この経験があったことで、「そうだ!ままいろフェスタは準備期間も含めて『イベント』にしちゃおう!みんなで作り上げた!一緒に取り組んだ!という思い出は、もしイベントがなくなったとしても消えない。それはいつかの自信や勇気になるかもしれない」という「ママたちの文化祭」というテーマに繋がりました。





トークライブでつながる

ままいろフェスタ定番となった催し「トークライブ」。今年は「ママ×幸せ」「ママ×働き方」「ママ×ダブルケア×パパ」という3つのテーマで進めていきました。

「ママ×幸せ」では、昨年まで出店者として参加してくれていたママたちが、今年は出店チームリーダーとして実行委員に加わってくれて、トークライブにも登壇してくれました。参加する側から作る側へとチャレンジの場を変えたことで感じたことや戸惑ったこと、嬉しかったことなどを、丁寧に言葉にして伝えてくれました。出店するママ達にも、イベントを作る側という世界が見えていたら嬉しいです。





「ママ×働き方」には、コロナ禍で耳にする機会も増えてきた「在宅ワーカー」のお二人に登壇していただき、会社に属さない働き方や在宅ワークを選んだきっかけ、その後の話などを赤裸々に語っていただきました。



「ママ×ダブルケア×パパ」は、3団体の代表に登壇してもらい「子育て」と「介護」「それを同時に担う事になった時」の体験談などを交えながら、夫婦のコミュニケーションのあり方などについて話してもらうのと同時に、それぞれの団体として今後取り組みたいことなどのお話も聴くことができました。



トークライブでは、登壇者の皆さんに「そのままの皆さんの言葉で話してください」とお伝えしています。それは、会場にいるママたちにとって手が届かない存在ではなく、「”同じ”ママのまま」でできる事がある。自分の選択によって、未来を作ることができる。という少し先の未来の姿を想像してもらいたいと思っているからです。

登壇してくれた方たちも、出店してくれた方たちも、来場してくれた方たちも、もちろん実行委員である私たちも、みんな”同じ”ママです。それぞれがそれぞれの人生の中で、少しずつ選択してきたものが違うだけだと思っています。もしも、ままいろフェスタの会場で誰かの姿に少しでも「いいな」と思ったとしたら、皆さん自身がいつでも選ぶことができます。ままいろフェスタは、その選択と挑戦を応援する場です♡

そして、私たちのチャレンジはまだまだ続きます

今年は、実行委員もたくさんの新しいことに取り組んでいました。

新しく実行委員メンバーを増やし、チーム作りに挑戦しました。出店リーダーになった二人は、チーム担当として出店者さんをまとめるだけでなく、SNSの投稿作りや発信、ライブ配信など、初めてのことにもたくさん挑戦しながら、これまでの出店経験をいかしてディスプレイ勉強会や、オンラインのコロナ対策勉強会も開催しました。



また今年は、イベントに出展する企業ブースの取材やSNS投稿なども、企業担当チームを作りママたちによって行いました。事前の打合せから取材、どんな風に紹介したらイベント当日、ママたちに興味を持ってもらえるか、魅力を伝えられるか、チームメンバーで試行錯誤しながら発信したことで、日頃からママのままプロジェクトを応援してくださる協賛企業様をより身近に感じることができました。





ママスタッフチームは、コロナ禍で中々集まれない状況の中、オンライン上で打合せを重ね、フォトブース作りをはじめ、当日の受付や運営サポートをテキパキとこなしてくれて、さすがのママ力を感じました。





毎年、イベントが終わると思います。私たち(ママたち)はすごい!もっともっとたくさんのことができる!と♡

今年も、直前の感染数の増加で断念した企画がたくさんありました。もっともっと子どもたちともやりたいことがあります。もっともっとママたちと作りたい世界があります。もっともっとパパや多世代の人たちを巻き込んで楽しみたいことがあります。

次回は!ぜひ!あなたの力も貸してください。

「ままいろフェスタ2022」レポート

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