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2019.07.30

子育てママスタッフが考える
「ママの働き方」座談会

GOEN株式会社

GOEN株式会社

マイホーム購入希望者に対しての購入サポート事業「おうちの買い方相談室」や、マネープランの見直し・子ども向けお金の知育セミナー事業「家計の見直し相談室」、企業主導型保育園「ごえん保育園」などを展開する「GOEN株式会社」。子育て中の女性の活躍を推進している企業とあって、多くのママスタッフが在籍しています。今回は、「GOEN株式会社」に所属する3人のママスタッフの座談会を開催。ママが働きやすい企業や両立のコツ、ワーキングマザーとしての目標など、「ママの働き方」にまつわるリアルな本音が飛び交いました。

不安や焦りを乗り越えて
職場復帰、それぞれの理由

野田
私はもともと広告の営業職としてバリバリ仕事をしていましたが妊娠を機に退職。しかし、出産後の減りゆく預金残高に恐怖を感じて、「働かなきゃ!!」と焦って社会復帰しました。「おうちの買い方相談室」で、マイホームを検討中のお客様に対して購入のサポートをしています。住宅業界の営業経験もなくて不安でしたが、面接の際に社長が「喋れたらなんとかなるし、知識はあとからついてくる!」「子育てと両立できるようサポートするよ」と背中を押してくれたので、思い切って入社しました。

寺脇
私はもともと別の保育園で勤務していたんですが、出産に際しても産休・育休を使い、産後5ヶ月で職場復帰しました。保育士は小さい頃からの夢で、仕事をしている感覚がずっと楽しくて楽しくて…。でも、保育士という職業柄、自分の子どもの行事にはなかなか参加できず、モヤモヤは募る一方…。そこで、子どもとの時間を大切にしたいという思いで退職しました。たまたま縁があって、「ごえん保育園」で保育士として復帰することになったのですが、前職で感じていた“子どもとの時間が取れない”というストレスを解消して働くためにも、入社する前に社長にガンガン要望を伝えました(笑)。おかげでとても良い環境で働かせてもらい、こちらで勤め始めてあっという間に1年半ほどが経ちました。

太田
私は「家計の見直し相談室」で働きはじめて5ヶ月ほどですが、出産時は大阪で銀行勤務をしていました。私も職場復帰は早かったですね。子どもが5ヶ月のときに保育園に入れ、半年ほどで仕事に復帰。ですので子どもが初めて立ったり歩いたりしたのを見たのは保育園の先生方でしたね(笑)。会社のデスクを空ける期間が短かったので、復帰はしやすかったですし、すぐに仕事に戻ることができました。当時は、デスクを空けることで自分が戻りにくい環境になってしまうんじゃないかという焦りが大きくて。早く戻りたいという思いが強かったですね。「GOEN株式会社」に入社したのは、三浦代表と金銭教育事業「キッズマネースクール」を立ち上げようと動いたのがきっかけでした。はじめはボランティアとして動いていたんですが、だんだん活動が大きくなってきたので思い切って大阪から大分に乗り込んできました。全然知らない土地で、子育てをしながら働き始めるので、正直言って不安半分、楽しみ半分だったんですよ。でも、入社前から社長やスタッフとコミュニケーションをとっていて会社の雰囲気も知っていたので、比較的馴染みやすかったですね。


太田伸子さん/家計の見直し相談室
1児のママ(中学2年 男子)

女性が活躍できる環境を整えてくれる、
だからここで仕事を続けています

野田
ママが仕事をしていく中で、こどもの発熱や体調不良で保育園からのお迎え要請は必ずありますよね。そんなときにある程度、仕事の調整ができる環境がないと仕事と子育ての両立は難しいですよね。私の場合、お客様との面談もあるので、ゆとりのあるスケジュールを自分で組める環境でないといけません。また、急に家に帰らなくてはならないときの周りからの理解も重要です。社長もスタッフの皆さんも「いいよ!早く帰りなさい!」という軽い感じで言ってくれるので、とてもありがたいです。

太田
時短勤務を導入しているのも働きやすさのひとつですよね。社長含め、社員同士のコミュニケーションがしっかり取れるのがありがたいです。部署も仕事内容も違うけれど、社内で働く女性同士、「こういうことで困っているんだけど、相談にのってもらえませんか?」と、仕事だけでなく、家庭のことや些細な困りごとまでを話しやすい環境だなと感じます。あと「子どもの運動会の日とPTAがある日は出社してはいけない」という、ユニークなルールも気に入っています。

寺脇
保育士という仕事は周りの協力を得られないと職場復帰するのが難しいと言われています。面接のときに社長に「子どもがいるので残業や早出、持ち帰り仕事は厳しいです」、「我が子との時間も確保したいです」と正直に伝えたら、「わかったよ」と、全部条件を飲み込んでくれました。だから今ここを続けていられるかな…。仕事ぶりを認めてくれている仲間がいることも嬉しいですね。「ここにいてもいいんだ」、「このメンバーでいていいんだ」とやりがいを持って仕事をすることができています。

野田
日曜日は保育園も休みなので、主人が育児をサポートしてくれるんですが、やっぱり子どもと2人きりだと疲れ果ててしまうようで。だから面接のときに「月に2日だけは日曜休みをいただけますか?」とリクエストしました。それを認めてもらえたのは、すでに社内に子育て中のママが働いていて、その方が土台作りをしてくれたからだと思います。仲間のスタッフが子連れで出勤して、抱っこしながらパソコン業務することもあるんですよ。「ごえん保育園」の先生たちに助けてもらったり、日曜は保育士が常駐しているのでお願いしたり。それに頼ってばかりになるのはいけませんが、いざというときに助けてくれる環境があれば、精神的なストレスも少ないですよね。


野田杏理さん/おうちの買い方相談室
1児のママ(2歳 男子)

お客様と同じ目線でアドバイス
子育て中だからこそプラスになることも

野田
マイホームの相談に来られるお客様の中には、子育て中の方や妊娠中の方もけっこういらっしゃるので、お金の工面の仕方など、自分自身の体験をもとにお話しています。そのほかにも、職場復帰で悩んでいるお母さんたちに、保育園の手続きの方法など、自分が経験してきたことをもとにアドバイスすることもありますよ。

太田
私も結構実体験をいろいろ話すことが多いですね。プラス面だけではなく、私自身の失敗談も話します。嘘なく包み隠さず伝えるので、けっこうリアルな話をお届けできているかなと。「この年齢になったら子どもはこんなお金の心配が出てくるから気をつけて」とか、保護者の方はけっこう興味深く話を聞いてくださいますね。

寺脇
同じママとしての立場が仕事での信頼につながっていますね。保育園のお母さんたちと「うちの子もそうでしたよ〜」とか、「先生のトコそうだったんだ〜!」みたいな。お母さんが「今から帰って夜ご飯つくらなきゃ〜」と話しているところに、簡単に作れる料理のレシピを教えたり、そんなやりとりが保護者の方との距離を縮める潤滑油になっています。


寺脇みゆきさん/ごえん保育園 保育士
2児のママ(小学6年 女子、小学5年 男子)

家での家事と育児、
自分なりの両立のコツ

野田
うちは、主人と家事をしっかり分担しています。家事も半分仕事だと思っているので、子どもが産まれる前からしっかり仕込んでおきました(笑)。お皿の洗い方とか、気になる部分はその場で指摘します。結婚生活のスタート時点から家事のシェアをしていたので、うまく分担できていますね。

寺脇
うちの場合は、一緒に生活し始めてから3年ほど経った頃「実はずっと我慢してたんだけど…、そろそろ手伝ってくれない?」とカミングアウトしました(笑)。上の子が2歳、下の子が1歳でちょうど歩き始めたぐらいのタイミングでしたね。仕事もフルタイムだったので、時間にも心にも余裕がない状態だったんです。主人は寝耳に水という感じで驚いていましたが、そこからマシンガンのようにとにかく言いたいことを伝えました。でも、自分の想いを言い尽くして「もう我慢しない!」って心に決めたんです。今では不満を溜め込まないように、言いたいことがあればその場で伝えて、不穏な空気を長引かせないように意識しています。

太田
私は、家に帰ってから息子にその日の出来事や嬉しかったことを話すんです。「仕事でこんな風にお客さんが喜んでくれた」「スタッフとこんな話をしたんだよ」とか。そしたら息子が私の仕事を応援してくれるようになりました。だから、ちょっと帰りが遅くなっても「お母さんは頑張っているんだ」と思ってくれているようです。家族を巻き込んで働きやすい環境を作ったという感じですね。そして、息子は社長含め、スタッフたちのことが大好きで、「お母さん、いい会社で働いているね!」ってよく言われるんですよ。もしかすると、私よりもスタッフたちと仲が良いのかも(笑)。



野田
普段は一緒にいられないから、子どもと一緒にいるときは全力で向き合うようにしています。1日2〜3時間という短い時間なのであまり対話もできないんですが、わたしの言葉に頷いたり、小さいながらに私たちの気持ちを理解してくれているのかな、とは感じています。だから、「今日保育園で何したの?」という質問をたくさんして、なるべく向き合って対話するということに気をつけていますね。時間の長さよりも密度や濃度を大切にしています。

太田
うちの場合、子どもが中学生なので、あまり親に対して○○してとか言わないんですけども、ふとしたときに「耳かきして」って言ってくることも。「あ、たぶんスキンシップがほしいんだろうな」と…言葉の端々で汲み取るように心がけていますね。特に思春期の男子だと、そういう感情もなかなか言えないだろうし、ましてや忙しいお母さんに対してわがまま言えないという思いもあったりするんですよね。そういう精一杯の子どもの気持ちを冷やかさないようにしてはいます。また、息子の方が早く帰ってくるんですが、あるとき、ポテトサラダを作ってくれていて、一緒に食べながら「美味しいね」ってたくさん褒めてあげました。ご飯のときや寝る前、ふとした日常の中で、しっかりと親子の時間を作るようにしていますね。

寺脇
うちは必ず朝、おはようから始まって、最後はおやすみなさいと伝えるようにしています。夜外出することがあって、直接おやすみなさいと言えないときには、必ず子どもの寝顔に向かって言うんです。1日1回はベタベタしているんですが、5年生の息子には「うっとおしいよー!」って言われることも。待て―って追いかけながらめげずにスキンシップしています。

GOEN株式会社

仕事と育児を両立する
それぞれの今後のビジョンは?

野田
まだ息子も2歳なので難しい部分も多いのですが、これからは県外に出張に行ったりできるようになればいいなと思っています。「おうちの買い方相談室」はフランチャイズ展開をしているので、子どもを一緒に出張に連れて行ける環境作りとか。そして、今現在「お客様に喜んでもらえることとは?」、「家族が幸せになるためにはどうすればよいのか」を模索中なんです。家族も幸せであり、スタッフも幸せで、ご縁をいただいたお客様を幸せにする働き方を実現させたいと思っています。

太田
私は大分に来て間もないんですが、始めの3ヶ月ぐらいは子どもを大阪に置いて、単身でこちらに来て仕事をしていたんです。今年の4月に子どもが大阪から大分に転校して来ることになり、新しい環境がスタートしたばかり。今は大分をベースに働いているけれど、ゆくゆくはマーケットが広がっていき、大阪や東京に出張に行くことも増えていくでしょう。息子がそういった私の働き方を見ることで、自分の進路を自分で決める力や、将来やりたい仕事を見つけられる力を身に着け、自分の視野を広げていってくれたらと思います。自分と同じ業種でなくてもいいけれど、私が今感じているようなやりがいや、モチベーションを息子なりに見つけてくれたらうれしいなと思っています。

寺脇
私は、これからも家族みんなが笑顔でいられるような環境を作っていけたらいいなと。我が子がずっと笑顔でいられれば、おのずと私たちも笑顔になれますから。そこが私の最終目標ですね。こちらに就職するにあたって、いろいろな条件を提示させていただいて、申し訳ないくらい自由にさせてもらっています。そのおかげもあって、家族みんなが笑顔でいられているのかなと思いますね。

GOEN株式会社

おうちの買い方相談室
https://oita-ouchi.net/

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