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2022.11.09

ママ仕事file vol.3 [武田 真秀子さん]

県内企業で働く子育てママの業務内容や、仕事と子育てのこと、1日のスケジュールなどを紹介する「ママ仕事file」。今回は、自動車整備事業の健全な運営に資するための事業を行う「一般社団法人大分県自動車整備振興会」に所属し、実際に九重町の「有限会社第一自動車整備」で自動車整備士として働く武田真秀子さんに話を聞きました。男性が多いイメージの自動車整備の業界ですが、どんなライフスタイルを送っているのでしょうか。

県内企業で働く子育てママの業務内容や、仕事と子育てのこと、1日のスケジュールなどを紹介する「ママ仕事file」。今回は、点検整備の大切さを呼び掛けている「てんけんくん」でおなじみの「一般社団法人大分県自動車整備振興会」に加入し、九重町の「有限会社第一自動車整備」で自動車整備士として働く武田真秀子さんに話を聞きました。男性が多いイメージの自動車整備の業界ですが、どんなライフスタイルを送っているのでしょうか。



Q どんな業務を担当していますか?

お客様から預かった車の整備、修理が主な業務です。他にも車検などの定期点検や、ロードサービスで故障車や事故車をピックアップして、故障個所を修理したりすることもあります。専門学校時代に「国家2級自動車整備士」の資格を取得し、この業界で10年間やってきました。現在は1級の試験の勉強中です。

Q 入社のきっかけは?

「有限会社 第一自動車整備」は家業なんです。小さい頃から車や乗り物が好きでしたが、跡を継ごうとは思っていませんでした。小学校高学年の頃ぐらいから自然と意識し始め、中学卒業時には自動車整備士を志すようになりました。高校卒業後は県外の専門学校に進学し、カーディーラーで整備士として2年間働き、実家を継ぐために25歳で九重に戻ってきました。

Q 女性整備士に対する周囲の反応は?

入社したばかりの頃は、お客様から「女性で大丈夫?」「え!?男性の整備士はいないの?」という反応が多くて、辛い思いをしました。最近やっとお客様との信頼関係が築けてきたと感じます。会社では、「女性だから」、「男性だから」と区別することなく、さまざまな仕事を経験させてもらえます。日々やりがいや楽しさを感じながら仕事をしています。


Q 結婚して仕事を辞める選択肢はなかった?

結婚したからといって、仕事を辞めるという選択肢は全くありませんでした。仕事が大好きなので、「結婚後も仕事は続けたい。それでも良いなら結婚しましょう」と夫に伝えたぐらいです(笑)。現在、夫は週末が休み、私は平日が休みなので、週末は皆で交替で子育てしています。ママが働くうえで、近くに両親が住んでいるのは心強いポイントだと思います。

Q ママたちへのメッセージをお願いします。

働くママに対して風当たりが強いと感じるかもしれませんが、意外と周りの人は優しいです。仕事と家事、育児の両立など、悩みは尽きないかもしれません。しかし、「好きな仕事だから続けたい」「頑張りたい!」という熱い思いがあれば、周囲も認めてくれるはず。頼れるものや信頼できる人には上手に頼りながら、お互い頑張りましょう!



ピアノを弾く時間

幼稚園から高校卒業までピアノを習っていました。今でも、気を紛らわせたいときや、リフレッシュしたいときにピアノを弾いています。自然と気持ちが入れ替わります。


子どもたちの寝顔

7歳と3歳の男の子2人を育児中です。もう毎日忙しくて、やんちゃ盛りで本当に大変なことばかりですが、寝ているときの顔は天使そのもの! 1日の疲れが癒やされます。








代表取締役
時松博範 さん

2児の母として、現場で仕事をする大変さを感じることも多いと思います。しかし、現場で働くことが何より好きなスタッフなので、悩みながらも本人なりに折り合いをつけ、仕事に臨んでくれているようです。本人のファイトと前向きな姿勢はもちろん、家族や会社の仲間たち、大切に育てていただいているお客様の皆さんには、大変感謝しています。これからも第一自動車整備の一員として、頑張ってほしいと願っています。

有限会社第一自動車整備
https://www.daiichi-jidousha-seibi.com/

一般社団法人 大分県自動車整備振興会
http://jaspa-oita.or.jp/

◀︎マスコットキャラクター「てんけんくん」

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