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2023.02.21

ママ仕事file vol.4 [中根 美香さん]

県内企業で働く子育てママの業務内容や、仕事と子育てのこと、1日のスケジュールなどを紹介する「ママお仕事file」。今回は、航空機の安全運航に貢献、快適なフライトを支える「全日警 大分支社」に勤務し、大分空港で警備を行う大分空港警備隊の中根美香さんにお話を聞きました。産休・育休を経て、現在8歳の男児を子育て中の彼女のライフスタイルを深掘りします。

県内企業で働く子育てママの業務内容や、仕事と子育てのこと、1日のスケジュールなどを紹介する「ママ仕事file」。今回は、航空機の安全運航に貢献、快適なフライトを支える「全日警 大分支社」に勤務し、大分空港で警備を行う大分空港警備隊の中根美香さんにお話を聞きました。産休・育休を経て、現在8歳の男児を子育て中の彼女のライフスタイルを深掘りします。



Q 入社のきっかけは?

進路を決めるときに担任の先生から勧められました。杵築市出身で、家から通いやすく、高校の先輩が働いてたこともあり、入社試験にチャレンジしました。当時は仕事内容までは理解していませんでしたが、漠然と「空港で働くってカッコいい!」というイメージだけで入社しました。高校卒業後18歳で入社し、今年で勤続21年目を迎えます。

Q どんな業務を担当していますか?

入社後はしばらく大分空港で働いていましたが、羽田国際空港立ち上げのときは、約2〜3年ほど警備の責任者として関東へ出向きました。大分に戻り、出産を機に、パートタイマーに切り替えました。現在は、搭乗手続きの際、お客さまの手荷物とボディチェックをしています。また、月に数回は大分市内にある大分支社での事務支援や、空港事務所では、隊員の日誌など事務管理などをすることもあります。

Q 女性警備隊はどれぐらいいますか?

今、大分支社全体で100名近く在籍していて、そのうち女性は40人ほど。女性の搭乗客が来た場合、男性は女性にボディタッチはできませんし、男性には開けられたくない手荷物もあるので、女性検査員が対応するというルールがあります。現在、女性の採用に力を入れている状況です。実際に10代から70代の女性が働いていて、和気あいあいとした職場だと思います。


Q 長年働き続けてこられた理由は?

お客さんの検査が終わり「ありがとう」と声をかけてもらうときが、日々のモチベーションです。命を預かる仕事という自負もあるので、航空機が出発して無事に到着したことが分かるとホッとします。また、子どもの体調不良による急な欠勤にもフレキシブルに対応してもらえるなど、子育てママが働きやすい環境も20年以上働き続けられた理由です。

Q 仕事と家事・育児の両立のコツは?

両親と同居しているので、仕事が遅くなったり、身体が疲れているときには、子どものお迎えを頼むことがあります。「あまり頼りたくない」という気持ちはありますが、体調を崩してしまっては元も子もありません。これからも子どもの意思を尊重し、寄り添い続けながら、仕事と育児を両立していきたいです。



大好きな祖母と息子との
ふれあいの時間

徒歩1〜2分の場所に住んでいる88歳の祖母と触れあう時間です。息子と遊びに行き、少し話すだけで気持ちが明るくなり疲れが吹き飛びます。


韓国ドラマを観るひととき

好きなドラマやアーティストを挙げればキリがないほど、韓国ドラマとK―POPに夢中です。どんなに疲れていても1〜2話鑑賞してから就寝しています(笑)。








総務課長
宮﨑 隆 さん

羽田国際空港での航空保安検査の責任者として派遣されるなどすばらしい実績を持つ中根さん。航空保安検査はもちろん、事務作業や、新入社員の入社時には、インストラクターとして教育係も務めてくれます。まさに当社のオールラウンドプレーヤーです。全日警では、たくさんの子育て世代が働いています。資格を取得すれば評価が上がるので、頑張れば頑張るだけ契約単価もアップ。急な休みが発生しても、替わりの人でカバーできる体制をとるので、子育て世代も安心して働くことができます。今後も、女性活躍推進企業として、誰もが働きやすい環境づくりに取り組んでいきたいと考えております。

株式会社全日警
https://www.zennikkei.co.jp/

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