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2024.01.23

ママ仕事file vol.7 [Y・Kさん]

県内企業で働く子育てママの業務内容や、仕事と子育てのこと、1日のスケジュールなどを紹介する「ママ仕事file」。今回は、大分空港と大分市を結ぶホーバークラフトの運航事業を展開する大分第一ホーバードライブ株式会社の女性操縦士が主役。2024年度中の就航を目指し、訓練中の女性Y・Kさんに、普段のライフスタイルから、会社の働きやすさ、今後の目標について聞きました。

県内企業で働く子育てママの業務内容や、仕事と子育てのこと、1日のスケジュールなどを紹介する「ママ仕事file」。今回は、大分空港と大分市を結ぶホーバークラフトの運航事業を展開する大分第一ホーバードライブ株式会社の女性操縦士が主役。2024年度中の就航を目指し、訓練中の女性Y・Kさんに、普段のライフスタイルから、会社の働きやすさ、今後の目標について聞きました。



Q 現在の業務内容は?

2024年度中の就航に向け、「Baien」「Banri」「Tanso」3隻の操縦シミュレーションや座学で操縦技術をはじめ、整備に関する知識の習得など、トレーニングの真っ最中です。もともと、東京湾を周遊する遊覧船や淡路島と大阪を結ぶ観光船など、さまざまな船の操縦士として働いていました。その経験を活かし、記念すべき新たな船の運転に携わることができるので、今からワクワクしています。


Q 入社のきっかけは?

現在、シングルマザーとして6歳の息子を育てています。神奈川県出身でこれまで横浜で暮らしていましたが、離婚をきっかけに、自然豊かな環境で子育てをしたいという気持ちが芽生えました。九州への移住を意識していた矢先、ホーバードライブで操縦士の募集を見かけ、求人情報欄に『シングルマザーの方も応募可』という記載もあり、会社のことを知れば知るほど、子育てしながら働きやすい環境だと感じ、移住と応募を決意しました。

Q 働きやすさを感じる点は?

船の操縦士は、運航スケジュールに沿った勤務形態が多いため、急な休みが取りづらく、子育てしながら働き続ける難しさを感じていました。業界的にも男性が多いのが現状です。しかし、弊社には、多くの操縦士が在籍し、シフトを上手く組む事によって、急に休まなければいけなくなっても、シフトが変更しやすい点が特徴です。実際に、子育てや介護中のスタッフも多く、働きやすい環境だと思います。学校行事の際も、快く送り出してもらえます。


Q モチベーションの保ち方は?

仕事に家事に育児で目が回りそうな毎日です。また、気軽に頼れる人も周りにいないので、心細く感じることも多いです。しかし、もともと美しい景色が大好きで、船の上から大海原や山の風景を見ると、スッと心のモヤモヤが晴れていきますし、操縦士としての仕事に大きなやりがいを感じています。大変な毎日ですが、大好きな仕事だからこそ続けられるのだと思います。

Q 今後のビジョンは?

まずは、就航後のリズムに慣れたら、キャリアアップのために資格取得の勉強をしていきたいと思っています。また、今はなかなか一人の時間を取る余裕がないですが、子供が大きくなったら、映画を観に行ったり、本を読んだり、ゆったり心を落ち着ける時間をとれたら良いなと思っています。あとは、大分の温泉に浸かって、“おんせん県”大分の魅力を存分に感じたいと思っています。



子どもと過ごす時間

元気いっぱいのやんちゃな我が子。戦いのような毎日ですが、結局いちばんの癒しは子どもと過ごす時間です!


大分の風景

西大分港から見える別府湾や鶴見岳などの景色に毎朝感動します。「移住してよかった」と思える瞬間です。








代表取締役社長
小田 典史 さん

Kさんは、誰に対しても分け隔てなく接する、会社のリーダー的な存在です。ホーバークラフトの女性船長を目指し、日々努力してくれています。そんな彼女が長く働き続けるためには、多様な働き方ができる環境を提供することが重要なポイントだと思っています。当社は、日本で唯一ホーバークラフト運航事業を展開する企業です。「操縦したい」「整備したい」といった想いを持ったスタッフが多く在籍しています。いつまでも熱い想いを持ち続けられるよう、従業員の要望を聞き、一つひとつ応えていける会社でありたいと考えています。また、働くママは、気が休まる時間はほとんど取れないでしょう。会社としてどう支援し、応援していくことができるか、議論を重ねていきたいと思っています。

大分第一ホーバードライブ株式会社
https://hoverdrive.jp/

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