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なりたい未来の自分をイメージし、
自分らしく生きる- セミナーレポート 2019.10.29
- #共通点と相違点#右脳活性化#自分と向き合う
2019年6月に開催され、多くの働く女性に好評を博した「Woman NEO」のセミナー&交流会。2019年10月10日の第2回セミナーにも、県内在住の20代〜50代の女性32名が参加しました。今回講師としてお招きしたのは、「人材育成コンサルティング」や「キャリア開発支援」などを軸に、企業のチーム力アップをサポートするキャリアコンサルタントの塩塚淳子さん。「自分のストーリーを生きる」をメインテーマに、「Points of you®」というコミュニケーションツールを使ったワークショップを行い、参加者の皆さんも熱心に耳を傾けていました。
りあらいず 代表 塩塚 淳子さん
35年間勤めた銀行を退職し、現在はキャリアコンサルタントとして多くの人のサポートを行っています。人生100年時代と言われるようになり、自分の将来に不安を抱く人もいらっしゃるはず。「本当にこれで良いの?」とモヤモヤしながら日常に忙殺され、数年後「わたしがなりたかったのはこれじゃなかった」と感じる人もいるかもしれません。それってとてももったいないことですよね。失った時間は返ってはきません。だからこそ、なりたい未来の自分をイメージすることが重要です。しかし、さまざまな要因によって思い通りにならないこともあるかもしれません。そういう場合に備え、ガチガチの行動計画をつくるのではなく、自分の望む方向性だけでも見つけてみてください。そうすることで日頃から目標を意識して行動できるようになり、チャンスが来たときに迷わず動けるようになるのです。
右脳の働きにフォーカスし
なりたい自分をイメージする
まず、塩塚さんは、物事を順序立てて考える論理的な思考を司る左脳の働きと、あるがままを受け入れ、直感・ひらめきなどの感覚的な思考を司る右脳の働きについて解説。「今日のワークショップで右脳を活性化させ、無意識の声に耳を傾けます。素直な自分と向き合い、なりたい未来をイメージしていきましょう」と説明しました。
ワークショップで用いられたのは「Points of you®」というイスラエル生まれのコミュニケーションツール。現在21言語に翻訳され、世界150カ国、さまざまな企業で導入されています。65枚のフォトカードを使って右脳を活性化させ、観察力や想像力を養うのはもちろん、他者理解を深めてコミュニケーションをアップさせる効果もあるそうです。
今回の目的は「Points of you®」を使って、過去・現在・未来の自分のストーリーをまとめたマイストーリーブックを作り上げること。「過去の結果が今の自分です。どんな未来を望んでいるのかを考え、何をすれば良いのか考えていきましょう。リラックスして臨んでくださいね」と塩塚さんは話します。
和やかな雰囲気の中でワークショップがスタートしました。
ワークショップで用いられたのは「Points of you®」というイスラエル生まれのコミュニケーションツール。現在21言語に翻訳され、世界150カ国、さまざまな企業で導入されています。65枚のフォトカードを使って右脳を活性化させ、観察力や想像力を養うのはもちろん、他者理解を深めてコミュニケーションをアップさせる効果もあるそうです。
今回の目的は「Points of you®」を使って、過去・現在・未来の自分のストーリーをまとめたマイストーリーブックを作り上げること。「過去の結果が今の自分です。どんな未来を望んでいるのかを考え、何をすれば良いのか考えていきましょう。リラックスして臨んでくださいね」と塩塚さんは話します。
和やかな雰囲気の中でワークショップがスタートしました。
違い≠間違い
共通点と相違点を楽しむ
手はじめに、自己紹介を兼ねてウォーミングアップ。机に置かれたネームカードに、自分のニックネームを記入し、フォトカードの絵柄の女の子が何を言っているのかを考え、手元の付箋に書いていきます。そして、グループで自己紹介をしながら意見交換。塩塚さんの軽快なトークとともに、各テーブル話に花が咲いていました。
同じ言葉が浮かんだ人もいれば、全く違う言葉が浮かんだという人も。「自分と違う意見を出す人=間違いだと思いがちですが、これは“違い”であって“間違い”ではないのです」と塩塚さん。個人個人の違いを受け止め、尊重する。「共通点と相違点の両方を楽しむのが大切」ということを意識して生活することで、人と意見が食い違ったとき、人から厳しい言葉を浴びたときでも、対人関係のストレスがなくなるそうです。
現在は過去の結果。
どう行動するかで未来は変わる
自己紹介が終わると、皆さんはあっという間にリラックスした雰囲気に。いよいよ「Points of you®︎」の世界に飛び込みます。
まず、「子どもの頃に好きだったこと、ハマっていたことは?」をテーマに、自分の好きな写真のカードを1枚選びます。「この写真が好き!この写真が気になる!」と視覚的に写真をセレクト。選んだカードを見ながら、「なぜそのカードを選んだのか」「どんなことが思い出されますか?」「写真に足りないものは何?」など、自分の思いをストーリーブックに書き込んだら、グループ内で自分の意見を発表します。
続いて、「大人になるまでに転機となったのは…?」「その転機を経た今、大切なものは?」をテーマに、今度は裏返しになったカードからカードを1枚選び、先ほどと同じように思いを記入して発表。さらに、その発表を聞いていた他のメンバーからのアドバイスをカードに書いてもらい、最後に引いた「質問カード」の質問をもとに、なりたい未来の自分をイメージ。全てのカードを貼り付けたらストーリーブックの完成です。
この自分の過去、現在、未来について記されたストーリーブックによって、「父のあの言葉が、今の自分に影響しているんだ」「自分はこういう未来を望んでいるんだ」と気づくことができるそうです。現在は過去の積み上げてきた結果。つまり、今日からどう行動するかで、未来の自分を自由に作ることができるということですね。
最後に、「このブックの未来のページをときどき開いて確認することで、なりたい未来の自分を再認識することができます。また、辛い・きついと思った時は仲間からのアドバイスを読んでくださいね」と締めくくりました。
右脳を活性化させて自分を直感的に見つめようとする皆さんのキラキラした表情が印象的でした。
まず、「子どもの頃に好きだったこと、ハマっていたことは?」をテーマに、自分の好きな写真のカードを1枚選びます。「この写真が好き!この写真が気になる!」と視覚的に写真をセレクト。選んだカードを見ながら、「なぜそのカードを選んだのか」「どんなことが思い出されますか?」「写真に足りないものは何?」など、自分の思いをストーリーブックに書き込んだら、グループ内で自分の意見を発表します。
続いて、「大人になるまでに転機となったのは…?」「その転機を経た今、大切なものは?」をテーマに、今度は裏返しになったカードからカードを1枚選び、先ほどと同じように思いを記入して発表。さらに、その発表を聞いていた他のメンバーからのアドバイスをカードに書いてもらい、最後に引いた「質問カード」の質問をもとに、なりたい未来の自分をイメージ。全てのカードを貼り付けたらストーリーブックの完成です。
この自分の過去、現在、未来について記されたストーリーブックによって、「父のあの言葉が、今の自分に影響しているんだ」「自分はこういう未来を望んでいるんだ」と気づくことができるそうです。現在は過去の積み上げてきた結果。つまり、今日からどう行動するかで、未来の自分を自由に作ることができるということですね。
最後に、「このブックの未来のページをときどき開いて確認することで、なりたい未来の自分を再認識することができます。また、辛い・きついと思った時は仲間からのアドバイスを読んでくださいね」と締めくくりました。
右脳を活性化させて自分を直感的に見つめようとする皆さんのキラキラした表情が印象的でした。