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「Woman NEO」第2期Vol.6

「Woman NEO」第2期Vol.6

シリーズ記事 2020.09.28
#オンライン#企業や社会へ望むこと#不安#就職活動

どう働く? 学生の声③
 県内の大学生5人に、仕事に対する考え方や理想の働き方について聞くシリーズの3回目。最終回となる今月は、ワークライフバランスや、企業や社会に望むことなどを話してもらいました。彼女らがいつまでも生き生きと輝き続けられる社会が、実現しますように。

将来像やワークライフバランスについて、どう考えていますか?

飯田詩織さん 両親が共働きなので、私も、子どもができても働きたい。業種にもよりますが、仕事内容をセーブせず働きたいと思っています。

岸下夢依さん 就職が内定した企業は、3年間働いた後であれば、育児などのために5年間休業して、その後復帰できるシステムがあります。家庭を持ったらしっかり子育てするために休みを取り、復帰してまた働きたい。

白木史佳さん 私も、仕事と家庭を両立したい。子どもが小学生ぐらいまでは時短勤務制度などを活用して働きたいと思っています。

高見奈央さん 20代後半までバリバリ働いてから、家庭を持ちたい。両親が共働きで寂しい思いをしたことがあるので、子どもが小さい頃は育児に集中し、落ち着いてから働きたい。産休や育休を取って復帰するか、仕事を一度辞めて、別の仕事で復帰するかは、その時の状況次第です。

佐藤光里さん 母は働いておらず、子どもを介した人とのつながりが中心だったので、私にとっては、それはちょっと寂しいと思っています。将来のことはあまり考えていませんが、ずっと働き続けたいです。

社会に出る上で不安なことはありますか?

高見 今は授業があまりなく、あってもオンラインで、一日中外に出ない時があり、社会に出て1日フルで働けるか心配です。仕事が忙しくなって自分の時間がなくなることも気になります。
白木 新型コロナウイルスの影響で見学に行けない企業もあり、就職が決まったとき、自分のイメージしていた雰囲気と同じかどうか不安です。制度などについても情報として知っているだけで、実際に働き始めるまで分かりませんし。
飯田 「今年就職しなくてもいい」と思う半面、周りの友達が内定をもらった話を聞くと「大丈夫かな」という気持ちになります。

企業や社会に望むことはありますか?

岸下 就職活動で型にはまっていく感じが嫌でした。海外と比べると日本だけが特別な気がする。もう少し世界基準に合わせて、自由な風土の中で働けたらいいなと思います。日本に根強い「新卒ブランド」のような考えもやめたほうがいい。
飯田 海外は就活から違います。一斉に「解禁」というのではなく、企業がそれぞれ採用活動をやっていて、学生は関心がある会社にメールを送ります。
佐藤 就活中、「男性は家族を養わないといけないからちゃんとした職に就かないといけない。女性は、まあいいだろう」みたいな考えを、若い人からも耳にしました。そういう考えが出てこないような社会になればいいなと思います。          (終わり)

貴重な話を聞かせてくれた5人
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