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「Woman NEO」第2期Vol.2

「Woman NEO」第2期Vol.2

シリーズ記事 2020.05.26
#私の働き方②#人との出会い#勤務時間の設定#育休復帰

私の働き方②
さまざまな働き方をしながら、キャリアと家庭の両立に奮闘する女性を紹介するシリーズ「私の働き方」。2回目の今回は、人との出会いに魅了されながら老舗の酒蔵を切り盛りする母親ら3人が登場する。

牟礼鶴酒造(豊後大野市)
専務
森 純さん(43)

人との出会いが楽しい
5代目蔵元杜氏を務める夫健太郎さん(43)と社員ら計4人と共に、麦やコメを原料にした焼酎を製造、販売する。仕込みや瓶詰め、ラベル貼りといった蔵仕事に加え、大分空港での試飲販売や県内外の酒店への売り込みなど社業全般を担う。
宮崎県出身。外食チェーンの同僚だった健太郎さんと2004年に結婚。途絶えていた自社ブランドの復興に「先代杜氏や先輩社員に教わりながら見よう見まねで取り組んだ」。
東京で酒店を30軒回り、1軒で扱ってもらえることになった時の喜びが忘れられないという。「自分が作ったものが売れるうれしさが仕事の原動力。人との出会いがつながっていくのが楽しい」。双子のきょうだい(小学4年)の母。夫と協力しながら子育てに励む。「家族や地域のおかげで仕事ができる。恩返しができるよう頑張りたい」

 

夏季限定酒にラベル貼り

POLA畑中店(大分市)
ビューティーディレクター 
大西菜穂子さん(34)

勤務時間を自分で設定
約3年半前、オーナーから「働いてみないか」と誘われた。客として訪れていた際、化粧品だけでなく「お客さまの人生に寄り添う」姿勢に魅力を感じ、化粧品の知識はなかったが「頑張っている姿を子どもたちに見せたい」と一念発起した。
現在2人の娘の子育て中。勤務時間を自分で設定することができ、学校行事や病気の時も対応できる環境に感謝している。ママとしての自分と仕事をしている自分、両方を認めてもらえることが自身のやる気にもつながっているという。
「ポーラだからこそできた自己成長を糧に、化粧品だけでなくお客さまの人生に寄り添えるプロでありたいですね」。自分が勉強し積み上げてきた経験を周りに伝えることで、社会に貢献したいと考えている。

 

機器で肌の状態を細かくチェック

地域科学研究所(大分市)
公共イノベーション&サポート事業部 主任
蔦野容子さん(30)

フルタイムで育休復帰
県内の大学を卒業後、2012年に入社。以来、地方自治体向けに開発したシステムの導入やサポートなどに携わっている。
今月、育児休業から復帰したばかり。会社には時間短縮勤務制度もあるが、仕事をセーブせずに働きたい思いもあり、フルタイムの勤務を選んだ。1歳の長女を育てながら、徐々に仕事のペースを取り戻している。「上司や同僚の理解、協力もあり、スムーズに職場へ復帰できた。育児休業を経験した先輩も多く、相談しやすい雰囲気もある」という。
仕事の原動力は「生まれ育った大分で、地域の人へ恩返ししたい」という思い。「これからも経験を積んでキャリアアップしたいし、人としても成長したい」。目標を胸に、新生活のスタートを切った。

 

仕事とプライベートの両立を目指す

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