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企業の取り組みをまとめています。
「Woman NEO」第5期Vol.2
- シリーズ記事 2023.07.19
- #生き方、働き方#株式会社ウエキコーポレーション 九州支店大分事業所#セミナー#株式会社エフエム大分
歩みたい人生考え自分らしく働こう
Woman NEOは6月22日、大分市の大分合同新聞社でセミナー&交流会を開きました。働き方に関するセミナーなどを手掛ける「ワンダライフLLP」(千葉県)の林田香織代表が「あなたにとって働くとは?~自分らしく働き続けるために~」と題して話しました。交流会では聴講した30人が親睦を深めました。セミナーの要旨を紹介します。
自分自身が主体となり
生き方、働き方を選択
新型コロナウイルス禍を経て、自分の生き方に悩みを持つ人が増えていると感じています。この先、どんな人生を歩んでいきたいかを考えるための第一歩として、このセミナーが自己理解を深める一つのきっかけになればうれしいです。
自己理解のためにはまず、日本の社会的背景が私たちに与えてきた影響を知ることが大事です。例えば、女性活躍に関して言えば、日本は女性管理職が少ない現状があります。この背景には、採用や給与、昇進などの男女差や、「男性は仕事中心、女性は家庭中心」といった性別に関する役割を巡る無意識の思い込み(アンコンシャスバイアス)などがあり、それをなくしていくことが必要です。
近年「ウェルビーイング」が注目されています。ウェルビーイングとは身体的、精神的、社会的に満たされた状態であることを指します。個人のウェルビーイングは、持続可能な企業経営にもつながります。
今は、女性活躍推進だけでなく、自分自身が主体となってライフデザインやキャリアデザインをして、多様な生き方や働き方を選択できる社会へと、世の中がシフトしてきています。それに伴って、育児や介護、自身の病気など、何らかの制約を抱えながら働く人が増えています。
自己理解のためにはまず、日本の社会的背景が私たちに与えてきた影響を知ることが大事です。例えば、女性活躍に関して言えば、日本は女性管理職が少ない現状があります。この背景には、採用や給与、昇進などの男女差や、「男性は仕事中心、女性は家庭中心」といった性別に関する役割を巡る無意識の思い込み(アンコンシャスバイアス)などがあり、それをなくしていくことが必要です。
近年「ウェルビーイング」が注目されています。ウェルビーイングとは身体的、精神的、社会的に満たされた状態であることを指します。個人のウェルビーイングは、持続可能な企業経営にもつながります。
今は、女性活躍推進だけでなく、自分自身が主体となってライフデザインやキャリアデザインをして、多様な生き方や働き方を選択できる社会へと、世の中がシフトしてきています。それに伴って、育児や介護、自身の病気など、何らかの制約を抱えながら働く人が増えています。
足りない所を補い合い
個性発揮できる職場へ
あなたが働く理由や、仕事のやりがい、望ましい働き方とはどんなものですか。多様な個人が集まった職場で、互いに納得のいく働き方をするためには、制度面の整備なども必要ですが、上司や同僚とのコミュニケーションがとても大事です。必要な情報を共有し、足りない部分を補い合えば、自分の強みや個性を発揮できる職場環境へと変わるでしょう。仕事と家庭との両立には、家族や友人らとの連携も大切です。
教育心理学者のクランボルツが提唱した「計画された偶発的理論」を紹介します。一つの目標に向かうのも良いですが、いま目の前のことを一生懸命に追求することで、自分が将来やりたいことにたどり着くという考え方です。「好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心」を大切に、行動していきましょう。
教育心理学者のクランボルツが提唱した「計画された偶発的理論」を紹介します。一つの目標に向かうのも良いですが、いま目の前のことを一生懸命に追求することで、自分が将来やりたいことにたどり着くという考え方です。「好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心」を大切に、行動していきましょう。
株式会社ウエキコーポレーション 九州支店大分事業所
業務に励む理系女子
職場が成長を後押し
産業用ガス商社ウエキコーポレーション(本社・東京都)の九州支店大分事業所(大分市)で働く河野未夢さん(特殊ガス課、入社4年目)と亀井萌加さん(メンテナンス課、入社2年目)は、鶴崎工業高校で学んだ「理系女子」だ。
フォークリフトを乗りこなし、自分の背丈ほどもあるガスボンベを運ぶ河野さん。ガス供給先の工場を歩き回り、ガス検知器を点検する亀井さん。安全第一の職場で、責任の重さをやりがいに変え、業務に励んでいる。
女性の技術職の採用を進める同社。産休、育休、看護休暇など、仕事と家庭の両立を支える体制を整えている。結婚、出産した先輩の姿を見て「安心して働き続けられる」と言う2人。休日も確保でき、プライベートも充実している。
同社は、業務に関わる社員の資格取得を推進し、成長を後押ししている。河野さんはさまざまな資格に挑戦し、次々と合格。亀井さんも「負けていられない」と意気込む。2人は「早く一人前になり、仕事を任せてもらえるようになりたい」と目標を語った。
大分市松岡4353
TEL097-520-5880
https://www.ueki.co.jp
株式会社エフエム大分
東京と古里をつなぐ
モットーは「探求心」
皇居西側の半蔵門そばにオフィスを構える、エフエム大分東京支社。次長の工藤美智子さんは、開局間もない1991年から一貫して同支社に勤務し、ラジオ番組の編成や広告営業など東京に関わる業務を多岐にわたり担当している。モットーは飽くなき探求心。「本社との調整役にやりがいを感じている」と振り返る。
大分市出身。大卒で上京し別の会社に勤めていたが、東京支社の求人を知り転職した。政治・経済・文化の発信地である東京と古里をつなぐ仕事。流行を感じ続けるためのリスキリング(学び直し)が今の課題だという。「ウェブに敏感な中学生の息子2人の助けも大きい」と笑う。
最大の目標は「スポンサーとラジオリスナーをつなげること」。ウェブで放送が聴ける「radiko」や、コロナ禍を経て需要が高まるイベントなどで、魅力あるコンテンツを提供しようと奮闘する社員をしっかり支えたいという。「長年培ってきたメディアへの信頼をもっと形にしたい」と意気込んでいる。
大分市府内町3-8-8 ハニカムプラザ4階
TEL097-534-8888
http://www.fmoita.co.jp