今回の調査に協力してくれたのは大分県で働く女性８０人。雇用形態は正社員が半数を占めた。

「そう思う」「ややそう思う」と回答した人が８割を占めた。自由記述でも、「結婚や出産・子育てを経験された方でも、主戦力として働いていたり、さまざまな年代の女性社員が社内でも重要な役割を担っている」「楽しく生きがいをもって仕事をしている女性が多い」など、ポジティブな意見が多く上がりました。一方で「男性と比べると割合はやはり少ない」「仕事を楽しみ活躍しているが、待遇が伴っていないと感じる」といった声もあった。

「ややそう思う」が一番多く、半分に上った。理由としては、「産休や育休など申請しやすい時代になってはきていると思いますが、どうしても言い出しにくい環境や雰囲気があるところもまだまだ存在すると思う」「出産育児、家事がまだまだ女性の負担になっている」という回答が目立った。

回答が多かったのは、「子どもを預けられる環境の整備」「職場における家庭と仕事の両立支援制度の充実」の二つ。「“女性だから”といって特別視してほしいワケではないので同等に扱う意識が必要」という声も。女性が活躍するためには周囲の意識改革も同時に進める必要があるという回答にも多くの賛同があった