12月掲載の「ＷｏｍａｎＮＥＯ」では、先月に引き続き20代から70代の県内で働く女性80人に実施したアンケートを基に、働く女性のリアルな声を紹介した。
　印象に残ったのは、「今後どのようにキャリアを積んでいきたいですか」と尋ねた自由記述の部分。すべての年代で「家庭と仕事を両立して働きたい」という声が多かったが、「本当は専業主婦がいいが生活のことを考えると働き続けたい」「自分のペースでできる仕事を」という意見も。「社会状況も先行き不透明で、各企業さまざまな取り組みや対応が求められる中、このまま社歴を重ねて管理職を任されるようになり、仕事とプライベートのストレスに耐えられるか不安」（40代）という意見からは、社歴を重ね、管理職へのステップアップがより具体的になっている姿が浮かぶ。
責任あるポジションになったら、自分はちゃんとできるだろうか―。揺れる気持ちは、40代の私もよく分かる。とはいえ今は、誰もが私生活と仕事とのバランスを取れるような社会を目指そうと働き方改革や女性活躍施策が進められている。家族を大事にしながら、仕事でも輝くことが当たり前になるといいなと思う。読者の皆さまの2020年がよい年になりますように。取材班も頑張ります！

（ＷｏｍａｎＮＥＯ　取材班）