７月２５日付朝刊に掲載した「Ｗｏｍａｎ　ＮＥＯ」ｖｏｌ．４で、女性の活躍や子育て支援を推進する企業の認定制度について取材しました。女性の活躍推進企業を認定するのが「えるぼし」、子育てを推進する企業を認定するのが「くるみん」。いずれも厚生労働大臣が認定します。

大分労働局を訪ねて話を聞き、資料をもらいました。国の制度ですから、法律に基づいています。法律の文言はなかなか分かりにくく、細かな数値目標もあって、ちょっととっつきにくいというのが正直な印象です。認定を受けようとする企業はしっかりした計画を立て、厳密に取り組んでいく必要があります。

にもかかわらず県内には、取り組みが義務づけられる規模ではないのに、具体的な目標を決めて積極的に取り組んでいる企業が何社もあるそうです。「戦力として女性に働いてほしい。そのためには、仕事と家庭を両立できる環境を整備しなくては」。従業員確保へ、企業の切実な思いを垣間見た気がしました。

（取材班）