９月２７日付朝刊に掲載した「Ｗｏｍａｎ　ＮＥＯ」ｖｏｌ．６で、多様な働き方を紹介しました。
正社員には法律上の定義がなく、一般的に、雇用期間に制限がない働き方を指すようです。期間を気にせず、長く働くことができるメリットはありますが、人生において結婚、出産、病気、介護などで仕事の優先度が変化する可能性は大いにあります。そんなとき、例えば“正社員からパートタイムへ”など、思い切って働き方を変えてみるのも、心身共に無理なく暮らしていくための一つの選択肢になります。
近年は、自宅など事業所以外の場所でパソコンや携帯を使って働くテレワークが広がりを見せています。希望の働き方を実現するためにも、資格やスキルを身に付けておくことが大事だと思いました。

社会保険労務士の篠原丈司さんによると、多くの業種で人手不足は深刻で、求人を出してもなかなか人が集まらないケースが少なくないとのこと。一方で、出産や育児を機に退職し、家庭に入っている高学歴の女性は結構いるそうです。多様な働き方を認める企業が増え、男性の意識改革が進めば、彼女たちが再び仕事で能力を発揮する機会も増えるでしょう。

（取材班）