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2022.03.15

個性を認め、自信を育み
子どももママも笑顔になる。

療育・児童発達支援 コペルプラス 大分高城教室

療育・児童発達支援 コペルプラス 大分高城教室
高築 杏菜さん

全国に280教室(※)を構える療育・児童発達支援スクール「コペルプラス」。苦手なことを得意にする、教え込むのではなく、そのままの子どもを愛し、認めてあげることを第一に考えます。安心感を育み、子どもの「成長したい」という気持ちを後押しし、学ぶ力をサポート。今回は大分高城教室の高築 杏菜さんにお話を伺い、コペルプラスのサービスや魅力、印象的なエピソード、仕事のやりがいなどを語っていただきました。

※2022年2月時点

そのままの姿を認め、愛し
子どもの本来の能力を引き出す

―施設について教えてください。

「療育・児童発達支援コペルプラス」は、言葉の遅れが気になる、コミュニケーションが難しい、集中力が続かないといった発達の遅れが気になる子どものための児童発達支援スクールです。親御さんが気になることやお困りごとがある場合は、医師の診断がなくても通うことができます。県内には、幼児教育施設「幼児教室コペル」もありますが、コペルプラスは高城教室のみです。



―コペルプラスでは、どういったレッスンを行うのでしょうか。

1時間のうち始めの40分はお部屋で遊び、残りの10分は運動を、最後の10分はフィードバックを行います。レッスンはマジックミラー越しに見ることができ、子どもとスタッフのやりとりを終始見学することによって、子どもの褒め方、言葉のかけ方、時間の使い方を親御さんには学んでいただきます。短い時間でも、親子ともに安心できる場所づくりを行っています。

―教材やおもちゃが豊富で驚きました。

コペルとコペルプラスのどちらも、全国でフランチャイズ展開しているので、とても多くの教材をローテーションしながら使っています。長年の経験をもとに、本当に子どもに必要な教材を取り揃えている点が強みです。私たちは、子どもの苦手に応じたサポートを主軸にし、その子自身の本来の能力を引き出すことを大切にしています。発達レベルに合わせて教材を4つのステージに分け、その子に一番マッチする教材を利用します。さらに、親御さんからお子さんの伸ばして欲しいポイントをヒアリング。すべて網羅できるよう独自の支援計画を立てます。

療育・児童発達支援 コペルプラス 大分高城教室

個性に合わせた療育で
子どもの成長をサポート

―児童発達支援センターなどの公的機関と併用している方もいますか?

中には児童発達支援センターに通いながら、コペルプラスを利用している方もいます。発達障がいが広く認知されるようになり、公的機関は予約が取りづらくなっているようです。基本的に公的機関では、「PT=理学療法」「OT=作業療法」「ST=言語療法」の3つに分類されるリハビリを行います。コペルプラスの場合は、“その子が日常生活でできることを増やす、日々の暮らしを送りやすくする”ことが目的です。リハビリの補填のようなイメージですね。

―県内には、コペルプラスのような療育支援施設は多いのでしょうか。

全国的に見てニーズが高まっているのと、大分県が療育支援に力を入れている状況もあり、私たちのような療育スクールが増えてきています。令和3年4月からは療育無償化が始まり、6歳までは無料で利用できます。また、他県は3歳以下のお子さんは有料ですが、大分市の場合は3歳以下も無料です。多くのママから利用しやすくなったとの声をいただいています。



―お子さんや親御さんと接する中で印象的だったエピソードはありますか。

ある親御さんが5歳の男の子を連れてきました。私たちとしては“元気でかわいい男の子”という印象だったのですが、医師からもADHD(注意欠如・多動症)と診断され、幼稚園でもお手上げ状態。両親もその子に対して厳しく接していました。しかし、コペルプラスに来るようになって、少しずつ落ち着いていられるようになりました。最終的に、親御さんも「この子はこの子らしく成長してくれたら良い」と卒園したことが印象に残っています。また、始めは人と目が合わせられず、他者意識が薄かった女の子が、私たち指導員と触れ合ううちに自発的に「バイバイ」がいえるようになりました。親御さんと大喜びしたのを覚えています。



―小さな変化がやりがいにつながりますね。

私たちからすると、一見小さな変化に見えますが、子どもたちには大きな変化です。コペルプラス=幼児教室というイメージがあるため、勉強を教える場所、発達障がいの子たちには難しいのではないかという声をいただくこともあります。しかし、子どもたちの個性に合わせたプログラムと、マンツーマン指導だからこそ、能力の発揮をサポートすることができます。

療育・児童発達支援 コペルプラス 大分高城教室

私たちのミッションは、
子どもの支援とママの笑顔

―子どもの発達に関して、始めは受け入れられないママも多いのでは?

1歳半検診や3歳児健診で保健師や医師から発達障がいの可能性を指摘されて、相談に来る方がほとんどです。コペルプラスのような児童発達支援施設を利用する際には、市役所等で通所受給者証が必要となるのですが、手続きはしたものの我が子の発達障がいを受け入れられないママも多いです。彼女たちには、「この子が障がい児だから通うのではなく、将来笑顔で過すため、1つでもできることを増やすために通うんです。皆が笑顔になれる成長の種を一緒に育てていきましょう」と伝えています。



―ママが悩みを打ち明ける場などありますか?

悩みを吐き出し、気持ちを整えて前向きになれるよう、定期的に「ペアレントトレーニング=親教育」を行っています。4人程度でグループディスカッションを実施し、積極的にアイデアを出し合い、気持ちを伝え合うことで新しい発見をすることができます。実際に、「我が家でも試してみました!」と親御さん同士がコミュニケーションを取ることでつながりが生まれます。

―同じような悩みを抱えるママと話すとすごく救われますね。

子どもの発達に関して、孤独な中で悩むママは多いです。「ママのままプロジェクト」をはじめ、子育てサークルやベビーマッサージなどでママたちのつながりを生み出すことはすごく健全なことですし、いい意味でリフレッシュできるはず。コペルプラスも、お子さん向けの療育スクールではありますが、子どもの発達に悩むママがつながる場所、ママの気持ちが少しでも楽になる場所でありたいと思っています。子どもの支援だけでなく、ママの心のケアが私たちのミッションだと思っています。これからもその気持ちを忘れず、ママと一緒に歩んでいく施設であり続けたいです。

療育・児童発達支援 コペルプラス 大分高城教室

児童発達支援スクール コペルプラス
https://copelplus.copel.co.jp/

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