2023.08.22
実際に育休を取得し、子育てに積極的に参加しているパパのリアルな声を届けるコーナー「俺の育休。」。第2回目は、豊かで活力ある地域社会の実現を目指す「株式会社 地域科学研究所」の熊本事務所で働く入社8年目の黒木健一朗さん。2021年4月に2人目の子どもが生まれたタイミングで育休を取得し、復帰後も仕事と子育てを両立しながら働き続けています。育休中のことを振り返りながら、育休を検討するパパへのメッセージをいただきました。
現在は3歳半の息子と1歳半の娘の子育て中です。上の子の出産時も育休を検討していて、会社も承諾してくれたのですが、仕事の忙しさを理由に結局取得しませんでした。しかし、もっと子どもとの時間を確保したいと思っていたこともあり、2人目が生まれたときは何としても育休を取得しようと決めていました。そして、妻が産後2カ月で職場復帰が決まったため、生後3カ月目のタイミングで私が育休に入りました。
1人目が生まれたときから、家のことは妻と分担し、育休取得後は、「家事育児は全て自分がする!」という意識で臨んでいました。ミルクや薬の飲ませ方、保湿剤の塗り方など、自分なりに判断して対応できていたと思います。とにかく僕も妻も全力で育児していたので、お互い不満や愚痴はありませんでした。ただ、夜泣きの対応で睡眠不足が続いていましたし、育休中は赤ちゃんの生活サイクルに合わせて動かなくてはいけません。育児の経験はあったものの、常に疲労感を感じていましたね。
3歳までの育児への関わり方によって、今後の夫婦の関係性が大きく変わると思います。家族みんなが仲良く過ごしたいのなら、できるだけ育休は取得してほしい。育児の大変さやピンチを二人で乗り越えた経験が、家族の大きな絆を生み出すことができるのではないでしょうか。毎日寝不足と疲労感が続くかもしれませんが、子育てにしっかりと向き合うことで夫婦円満でいられる気がします。
職場には先輩パパ、ママが多いので、子どもの発育に関する話など質問していました。職場の先輩に相談するのが一番です!
昔からひと通りの料理は作ることができたので、育休中の食事づくりの不安はありませんでした!
弊社は育休に対してサポートが手厚く、女性社員だけでなく、男性社員の取得率も高いです。また、コロナ禍を経てリモートワークができる環境が整っていたこともあり、自宅でも仕事の進捗のチェック、会社の様子を知ることができました。会社の体制やスタッフの皆さんの協力、優しさのおかげで前向きな気持ちで育児に向き合えました。ありがとうございました!
弊社は、結婚や出産、育児や家事への参加を推奨しています。できるだけ早く家に帰り、家で心の栄養をチャージして、限られた時間の中で効率よく成果を出してもらうのがベスト。子育てや家事の経験することで身につけたタイムマネジメント力が仕事に生きる可能性もあります。そういった意味では黒木君は一番良い事例だと思います。これからも仕事に家事に育児に、奮闘してくださいね。