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「Woman NEO」第2期Vol.1
- シリーズ記事 2020.04.28
- #女性たちの働き方#笑顔の食卓を増やす#仕事と家庭のバランス#やりがいを感じる毎日
私の働き方①
今月からお届けするシリーズ「私の働き方」。各自の職場で様々な働き方をしながら、それぞれのキャリアを築いている女性を紹介していく。彼女たちの働き方を通して、あなたも自分の働き方や職場を振り返ってみては。
やさいのきもち
代表 吉長あゆさん(46)大分市
「面白い」と感じる方選ぶ
自らの畑で育てた無農薬野菜を消費者に直接届けたいと、料理のケータリングサービスを2012年に立ち上げた。現在は一人で栽培から調理、配達までこなす。
「心を込めた作物を直接テーブルに届ける、お客さまと近い存在であり続けたい。お客さまの気持ちがつづられた手紙の内容が、私が目指すものと合致していると嬉しいです」と語る。
畑からテーブルまで食を総合的にプロデュースする仕事スタイルは、「自分が『面白い』と感じる方を選び続けたら、こうなりました」と笑う。「食事は幸せな人生の源。驚きのある、気張らない、おいしい料理で人の心をつなぎたい」。温かな思いを込めた料理を届け続け、笑顔の食卓を増やす。
「自らと立てた野菜をおいしく届ける」
オーイーシー
ITシステム開発部 先任システムエンジニア
手島尚子さん(38)大分市
コミュニケーションを大事に
県外の大学で情報学を専攻し、2004年に入社。以来、さまざまなクライアントのシステム開発に携わっている。12年に結婚。「産休や育休を経て仕事を続ける女性の先輩が多く、自然と働き続ける道を選んだ」。今は5歳の長女と3歳の長男の子育てに全力で取り組む。
子どもの小学校入学前まで短時間勤務(6時間~7・5時間)ができる制度や、看護休暇、1時間単位で取得できる有給休暇などをフル活用し、仕事と子育てを両立させている。「制度だけでなく、上司や同僚の理解と協力に支えられている」という。「周囲への感謝の気持ちとコミュニケーションを大事にしながら、仕事と家庭のバランスが取れた働き方を続けていきたい」と夢を語る。
「自然と働き続ける道へ」
坂井建設
広報支援室 係長
大久保美和さん(27)大分市
セーブせず仕事続けたい
2011年、高校卒業後に正社員として入社。受付事務を経て20歳の時、広報支援室の立ち上げを任される。「大変だったけど、周囲に支えられて何とかやってきました」。今は仲間と共に採用業務やPR活動、販促物の作成を行っている。
深夜残業がざらだった職場は「働き方改革」に取り組み始めた数年前から変わった。社員の心身の健康を守り、業務効率を高める取り組みが進む。現在、社員の6割が女性。「就業規則にないことでも、声を上げれば柔軟に対応してもらえる。結婚、出産しても働き続けられる職場だと思います」。自身も19年に結婚した。「家事もしっかりやりながら、仕事もセーブせずに働きたい」。やりがいや責任が、両立の原動力になっている。
「やりがいを感じる毎日」