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健康について考え
自分の体を知ろう- シリーズ記事 2024.09.24
- #第一生命保険株式会社 大分支社#株式会社 日建コンサルタント#女性の健康#大分県内企業の取り組み#大分
心が楽になるリフレッシュ方法、あなたにはありますか? Woman NEO事務局は6月、協賛社を中心に県内で働く女性24人に、健康に関する悩みや、日頃実践している気分転換の方法などについてアンケートを実施しました。寄せられた声の一部を紹介します。
大分大福祉健康科学部の河野伸子教授(公認心理師、臨床心理士)に、働く女性のメンタルヘルスや、リフレッシュの大切さについて聞きました。
内閣府の2024年度版男女共同参画白書によると、女性と男性とでは健康課題の内容も、課題を抱えやすい時期も異なります。月経障害など女性特有の病気は働き盛りの20代から50代に多く、男性特有の病気は50代から増えます。
女性は年齢を重ねていく中で、さまざまな体の変化、仕事や家庭のライフイベントなどに翻弄(ほんろう)されて、心身の不調に陥ることもあります。40代に差しかかると、自分のこれまでの人生を振り返り、生き方を見直さざるを得ないような「中年期危機」を経験する人もいます。職場だけでなく、地域や家庭で、いくつもの役割を求められることもあり、不調を感じていても周りを優先し、自分のことを後回しにしてしまいがちです。
しかし、何をするにしても、まず自分が健康でなければなりません。意識的に自分の心身の状態に気付く時間をつくることが大事です。
活動している時に優位になる交感神経と、リラックスしている時に優位になる副交感神経のバランスを取り、自律神経の乱れを整えて健康を保ちましょう。心が楽になると感じる、自分に合ったリフレッシュ法を探してみてください。
特別なことをする余裕がないという人も大丈夫です。米ハーバード大の研究で、目の前のことに集中している人の方が、人生の幸福度が高いことが明らかになっています。心ここにあらずの時は幸福度が下がるのです。仕事や家事の際に、身体の感覚や五感を意識して、目の前のことを感じてみるだけでも、気持ちが楽になるかもしれません。
セルフケアを試みてもつらい時、マイナス思考に陥ってしまう時は、頑張りすぎのサインです。周囲の人を頼ったり、早めに専門機関に相談したりしましょう。
(プロフィール)
河野 伸子さん(かわの・のぶこ)
大分大福祉健康科学部心理学コース教授として、心理専門職の養成に携わっている。臨床心理教育研究センター長。専門分野は臨床心理学、発達心理学。
大分大福祉健康科学部の河野伸子教授(公認心理師、臨床心理士)に、働く女性のメンタルヘルスや、リフレッシュの大切さについて聞きました。
内閣府の2024年度版男女共同参画白書によると、女性と男性とでは健康課題の内容も、課題を抱えやすい時期も異なります。月経障害など女性特有の病気は働き盛りの20代から50代に多く、男性特有の病気は50代から増えます。
女性は年齢を重ねていく中で、さまざまな体の変化、仕事や家庭のライフイベントなどに翻弄(ほんろう)されて、心身の不調に陥ることもあります。40代に差しかかると、自分のこれまでの人生を振り返り、生き方を見直さざるを得ないような「中年期危機」を経験する人もいます。職場だけでなく、地域や家庭で、いくつもの役割を求められることもあり、不調を感じていても周りを優先し、自分のことを後回しにしてしまいがちです。
しかし、何をするにしても、まず自分が健康でなければなりません。意識的に自分の心身の状態に気付く時間をつくることが大事です。
活動している時に優位になる交感神経と、リラックスしている時に優位になる副交感神経のバランスを取り、自律神経の乱れを整えて健康を保ちましょう。心が楽になると感じる、自分に合ったリフレッシュ法を探してみてください。
特別なことをする余裕がないという人も大丈夫です。米ハーバード大の研究で、目の前のことに集中している人の方が、人生の幸福度が高いことが明らかになっています。心ここにあらずの時は幸福度が下がるのです。仕事や家事の際に、身体の感覚や五感を意識して、目の前のことを感じてみるだけでも、気持ちが楽になるかもしれません。
セルフケアを試みてもつらい時、マイナス思考に陥ってしまう時は、頑張りすぎのサインです。周囲の人を頼ったり、早めに専門機関に相談したりしましょう。
(プロフィール)
河野 伸子さん(かわの・のぶこ)
大分大福祉健康科学部心理学コース教授として、心理専門職の養成に携わっている。臨床心理教育研究センター長。専門分野は臨床心理学、発達心理学。
第一生命保険株式会社 大分支社
営業ノウハウを伝える
備えの大切さアピール
4月から営業推進グループ法人営業担当のチーフとなった平野希(のぞみ)さんは、企業向けに経営者保険の提案などをしている。「お客さま対応のCS推進グループから異動した。コンプライアンス(法令順守)の意識をしっかりと持ち続けたい」と表情を引き締める。
豊後大野市犬飼町出身。大学卒業後の2002年に入社した。昨年度まで問い合わせに対応したり、保険料の収納業務に当たったりして経験を積んだ。現在は県内13拠点のうち佐伯オフィスを担当。営業職員に同行し、法人営業のノウハウを伝授している。
高校3年から中学1年までの子ども3人を育てている。長く勤められるのは「育児休暇などの福利厚生が充実し、働きやすい。上司や同僚に相談しやすい雰囲気もある」からだという。システムエンジニアの夫や両親の支援にも感謝している。
子どもが独立するまでは働くつもりだ。「組織に貢献できる人でありたい。お客さまに備えの大切さをしっかりと伝え、商品に興味を持ってもらいたい」と話した。
大分市中央町1―1―5大分第一生命ビル6階
TEL097―534―0241
https://www.dai-ichi-life.co.jp/
株式会社 日建コンサルタント
「土木女子」で最年少
資格の取得を目指す
道路や橋梁といった構造物の設計、点検調査、補修、補強設計などを手がけている日建コンサルタント。社員は測量、システム開発など幅広い業務を連携して進めるため、互いのコミュニケーションを大切にしている。
入社4年目で21歳の宮脇未羽さんは「社内最年少の土木女子」。公共工事の影響で家屋に生じた損失に関する調査や、補償金の算定などの補償コンサルタント業務に携わっている。「家屋の所有者との意思疎通が鍵」。業務の難しさに悩むこともあるものの、先輩や同期の社員に相談してアドバイスをもらっているという。
任される内容も徐々に増えてきた。「経験を生かして仕事がうまくいくと達成感がある」とほほ笑む。「最年少だったことで、これまで社内でも現場でも気遣ってもらうことが多かった。これからはもっと自分から動いて業務をスムーズにこなせるようになりたい」と意気込んでいる。
今後は補償コンサルタントに必要な補償業務管理士の資格を取り、ステップアップを目指す。
株式会社 日建コンサルタント
大分市豊海3-7-7
TEL097-534-0313
https://www.nikken-c.jp/