―自己紹介をお願いします。

都甲　入庫して36年目、支店長になって８年目です。支店運営管理と業務活動の立案・推進など、支店全体の統括をしています。オンオフの切り替えは趣味のウオーキングです。社会人と大学生の息子がいます。


安田　企業や市町村などの広告を制作しています。編集・ライター業をはじめ、自社のイベントの企画や運営などにも携わりながら、入社して丸６年を迎えようとしています。休日は夫や小学１年の娘と運動してリフレッシュしています。


中山　新卒で入社して４年目です。監査業務や税務に関する相談対応などを担当しています。週末はキャンプやイカ釣りを楽しんでいます。


 

―仕事と家庭の両立について経験などをお聞かせください。

安田　娘の迎えの時間もあって早く帰らなければならず、繁忙期は大変な時もあります。周りと仕事量を調整し、家のことは夫にも頼りながら何事も１人で抱え込まないようにしています。

中山　子育て中の先輩方を見ると、周りとも協力して、うまく両立をしているように見えます。ただ、私が知らないところで、苦労もされているのかもしれません。

都甲　私が子育てしていた頃に比べ、両立しやすい環境が整いつつあると感じます。女性の働きやすい環境づくりは、女性自らが行動することが大事です。私は女性職員とともに委員会を立ち上げ、職場環境の改善に力を入れてきました。仕事と家庭の両立の重要性を、もっと多くの人に分かってもらえたらいいですよね。

社員の健康支援に力
休みやすい体制整備

産業用ガス商社ウエキコーポレーション（本社・東京都）の九州支店大分営業所（大分市）は、約80人の社員が在籍し、日々業務に励んでいる。

入社３年目の亀井萌(ほの)加(か)さんは、ガス供給先の工場でガス検知器の点検業務などを担当している。「できる仕事の幅を広げたい」と８月、第二種電気工事士の資格を取得した。７月に入社した佐藤圭さんは、各部署で研修を続けている。他業種からの転職で、「先輩方から一から学ばせてもらっている」と話す。

同社は社員の健康支援に力を入れている。医師が同営業所に出向き、インフルエンザの予防接種を実施。婦人科検診や脳ドックの検査費は会社が負担している。仕事をカバーし合える体制を整えており、「私用や体調不良の時も気兼ねなく有休を取得でき、働きやすい」と亀井さん。

佐藤さんは「早く仕事に慣れていきたい」。亀井さんは「仕事を通じて実践的に学びながら、資格を増やしていきたい」と目標を語った。




株式会社ウエキコーポレーション　九州支店大分営業所
大分市松岡4353
TEL097-520-5880
https://www.ueki.co.jp/

産休・育休から復帰
子育てと仕事を両立

入協８年目の志賀なつきさんは今年５月、約１年間の産休・育休から復帰した。竹田市久住町出身で、家族は酪農を営んでいる。実家がコープおおいたの宅配サービスを利用していたことや、生産者の大変さを身近に感じていたことから、「生産者と消費者をつなげるサービスに携わりたい」と思ったのが入協のきっかけだった。

コープおおいたは業務の一環で、希望する職員を災害支援として被災地に派遣。キッチンカーで炊き出しをしたり、人手が必要な家屋で泥出し作業をしたりしている。志賀さんも以前、豪雨被害を受けた由布市や日田市で「被災者の役に立てれば」と泥出しに汗を流した。

２０２１年から所属する広報課は「和気あいあいとした楽しい職場」と志賀さん。イベントの様子の撮影や告知、、機関誌も作っている。時短勤務の中、管理職として部下育成などのマネジメントや渉外の補佐役もこなす。「子育て、仕事の両立に全力で取り組みたい」と日々奮闘している。




生活協同組合コープおおいた
大分市青崎１－９－３５
℡０９７－５２４－０１１１
httpｓ://www.oita.coop/