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2019.02.14

働くって楽しいの?辛いの?それとも…

働くって楽しいの?辛いの?それとも…

『こどもイベントスタッフ職業体験』潜入取材レポート

2019年1月12日~13日。TOSテレビ大分の3階大ホールにて、おうちの買い方相談室さん主催の『こどもイベントスタッフ職業体験』が開催されました。ママのままプロジェクトが企画させていただき募集をかけたところ2週間近くで定員に達した人気の企画でした。今回は、5児ママアンバサダー萩尾明日香、現場に潜入してこども達の働く姿を取材してきましたよ!楽しそうだし、いい経験になるはず…とウキウキしていた大人達とは裏腹に、確実にそれ以上のものを掴んで帰ったこども達。それもそのはず、だってこの企画は『ごっこ』ではなく『本格的』でしたからね…。

待ちに待った初めてのお仕事♪…の、その前に!

本気で働き、お給料を頂く。そして自分で稼いだお給料で買い物をする。
(お給料は仮想通貨、会場内の特設買い物コーナーにて買い物)
大人の世界と全く同じ流れを体験してみるこの職業体験。
今回参加してくれた35名のこども達にはあらかじめ希望の勤務時間帯を選んでもらい、それを元に3チームに分かれてもらいました。
当日控室に集まったこども達はまず制服を着用。そして、その次は朝礼です。どこまでも本格的(笑)
朝礼では、おうちの買い方相談室の三浦社長からこんな言葉を頂きました。
「お客様からたくさんありがとうと言われてください。たくさんのありがとうを貰うにはどうしたら良いのか、それを皆さん考えて下さいね!」
シンプルですが、深い一言。こども達、答えを探し出せるでしょうか…?!
その後配属先を言い渡され、それぞれ持ち場に移動。いよいよお仕事の始まりです!

働くって楽しいの?辛いの?それとも…

働くってこういう事なんだ…

今回のお仕事内容は『TOSマイホームの夢新春フェア』の会場内で
①受付係②ガラポンくじ係③チラシ配布係④託児係⑤スタンプラリー係⑥カフェ係
の計6つの係に分かれて働くというものです。まずは指導してくださる上司の方々にしっかり挨拶をしてから業務開始です。
可愛い制服を身にまとって働くこども達の姿を見て会場内はとても温かい雰囲気に包まれ、お客様もスタッフも笑顔が絶えません。しかしこども達は…
当初大きな声で挨拶する事が気恥ずかしかったり、カフェで頼まれた注文メニューを忘れてしまったり、はたまた飲み物を準備したもののお客様の顔を忘れてしまったり、お客様の波が一段落ついた時の手持無沙汰な時間の気まずさを味わったりと、様々な苦難に見舞われてしまいました。
しかし、もちろんそのままでは終わりません!回数をこなすうちに段々と職場の雰囲気に慣れていき、大きな声での挨拶もできるようになりました。こども達は、色んな事を次々と体で学んでいったのです。失敗した時はもう一度やり直す・謝る。手が空いた時は自分にできる事を探す。飲み物をお出しするだけではなく、商談が長引いて飲み物がカラッポになっていたらおかわりの注文をとる。お客様が帰られたらカップはすぐに片付ける。他にも「チラシを配る時にお客様の顔を覚えておいて、一度渡した人には渡さないように気を付けてるよ」「帰る人には、またお越しくださいって言ったらどうかなぁ?」と大人顔負けの提案をしてくれるこどもも。
およそ1時間の業務が終了するころには、すっかり緊張もほぐれてこども達の顔からもたくさん笑顔が見られました。

働くって楽しいの?辛いの?それとも…

お疲れ様!待ちに待ったお給料!

業務を無事に終え、お礼の挨拶をして職場を後にしたこども達。控室に戻った瞬間、全員が揃って倒れこむように椅子に座っていたのがもう可愛くてたまりませんでした。みんなとっても疲れたんです。本当に本当によく頑張りました。
その後の終礼で、こども達は三浦社長との約束を振り返りました。
お客様からありがとうの言葉を引き出すためにどうすればよいのかを考え、実行し、実際にありがとうの言葉を貰えた時は「とても嬉しかった」と語るこども達。これからは外食先などでも、自分達も店員さんに感謝を伝える子になると誓っていました。
そして、いよいよ支給式です。三浦社長から労いの言葉と共に受け取ったお給料に喜びを隠さないこども達。ヘトヘトに疲れていても一気に元気がでる瞬間ですもんね(笑)
「みんな1時間働いてすごく疲れたよね?大変だったよね?お父さんやお母さんは毎日、何時間も頑張って働いてお給料を頂いて、生活しています。お父さんやお母さんに、ちゃんと!感謝しましょうね。」
三浦社長の言葉はこども達の心にスッと沁み込んだようです。私自身も同じような事を我が子に言った事は幾度となくありますが…。何十回口酸っぱく言うよりも、一度働く経験をさせてあげる方がしっかりと心に響くんですね。

働くって楽しいの?辛いの?それとも…

働くって…どうだった?

職場体験終了後、こども達に
「働く、ってどうだった?」と聞いてみると…
「大変やった」「疲れた」「でも楽しかった」と答えてくれました。どの言葉にも重みがありましたが、働く大変さを知った上で楽しかったと答えてくれたこども達にたくましさを感じ、日本の未来・世界の未来は明るいな♪と嬉しくなりました。
働くことの大変さ・楽しさ・お給料の喜び・自分で稼いだお給料で買い物をする喜び…
自分の体を使って味わったこの感情はきっと彼らの財産になりますね。
各住宅会社の方々・会場のお客様方・会場スタッフの方々・こども達のやる気をサポートしてくださった保護者の方、誠にありがとうございました。

働くって楽しいの?辛いの?それとも…

【参加者(保護者)の声】
・子どもが、来場者に応対をしている様子を見て、頼もしく感じました。
また、担当したハウスメーカーのブースの方々は、とても親切に温かく見守ってくださり嬉しかったです。

・当日は家では見れない真面目な顔で一生懸命頑張ってました。
「ママは大変な仕事をもっと長い時間してるんだね」との言葉が嬉しかったです。 
子どもにスタッフの方がついててくださり、子どももこちらも安心できました。

・頑張ったご褒美にお給料ももらい、それで好きな物を買えるのもすごく嬉しかったといってました‼
子どものうちに、色々楽しみながら体験させてくことは凄くいいことですね!
一人では中々出来ないことなので、こういう機会があるのはすごく良いことだと思いました。

・母親目線で見れ普段見ることのない子どもの姿を見ることが出来て嬉しいし
(朝礼なども含めて)下の子も機会があれば参加させてあげたいなと思いました。

・息子もとても楽しかったらしく、また行きたい!と帰りの車で早速言ってました。
初めての給料で、自分のおもちゃと妹にもおもちゃを買っていた息子に感動してしまいました 。
またこのようなイベントがあればぜひとも参加したいです。

・子どもがおままごとではなく本当の現場で働くことができて、初めてお給料もいただいて…とても良かったです♪
大変やったー、と嬉しそうに話してくれました。親への感謝も生まれると嬉しいです。

働くって楽しいの?辛いの?それとも…

おうちの買い方相談室
https://oita-ouchi.net/

この記事のライター:萩尾明日香(ママアンバサダー)

ハギオノヒトリゴト

体験がこどもを成長させるんだなぁ…と改めて思いました。そして失敗は大きな糧になるのだと。楽しいだけにとどまらなかったこの企画。こども達が自力で立ち向かう姿を見て
いると、普段の生活でのアレコレお小言って本当はあまり必要ないのかな…と気づかされました。こどもは学び取る力をちゃんと持っているんですね。本当に頼もしい限りです。
小言より 親の背中と 実体験 (心の一句)

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