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女性に限らず
誰もが働きやすい社会へ- シリーズ記事 2025.03.28
- #誰もが働きやすい社会#株式会社ベツダイ#座談会#株式会社オーイーシー
第6期の締めくくりとして、Woman NEO(ウーマンネオ)の企画、運営を手がけるニッコンの佐藤宝恵代表取締役、取材を担う大分合同新聞社ビジネスサポート部の藤内教史部長と平野朋世記者が座談会を開きました。セミナーや取材を振り返り、今後の展開について意見を交わしました。

藤内 今期からウーマンネオに関わるようになりました。昨年6月のセミナーに参加し、PMS(月経前症候群)などについて具体的に知る機会を得ました。適切な配慮をする上でも、正しく知ることは大事。一方で、男性の上司には相談しにくい悩みもあるでしょう。どうコミュニケーションを図っていくか、考える必要があると思いました。
佐藤 女性特有の健康問題を抱えている人は少なくありません。理解を広げ、制度を拡充するなど、つらさを軽減して働きやすくするための対策は重要です。 平野 取材を通して、仕事もプライベートも大事にしている女性にたくさん出会いました。出産や子育てなどでライフスタイルが変化しても、制度が充実しているから「安心して働ける」と話していました。
藤内 県内でも女性が活躍できる環境づくりに取り組む企業は多く、ワークライフバランスを重視する考えが広がっています。
佐藤 学生にとっては、そういう環境が整っていることがスタンダードになっています。でも実際は、女性活躍推進の取り組みは発展途上です。彼らが社会に出た時に感じる理想と現実の乖離(かいり)が、若者の離職率の高さの一因になっているのかもしれません。
平野 若い世代と上の世代のコミュニケーションが大事だと思います。「こういう課題があり、対応しているところだよ」など、現状をしっかり伝えていけば離職防止につながると思います。
藤内 多様な働き方ができる企業は、求職者からも「選ばれる」存在になる。性的マイノリティーの方なども含め、みんなが生き生きと働ける職場は豊かで魅力があると考えます。
平野 働く女性を支える企業の取り組みを取材すると、女性だけでなく誰でも利用できる制度を整えている企業が増えているのを感じます。
佐藤 ウーマンネオがスタートした6年前と比べて女性活躍推進の局面も変わりました。誰もが働きやすい社会に向け、ウーマンネオもアップデートしていきましょう。
株式会社オーイーシー
育休中は社内で対応
子育て支援を制度化

総合IT企業のオーイーシーはワークライフバランスを重視し、社員がプライベートの時間をしっかり取れるように支援している。2007年には、性別にかかわらず取得できる最大1年半の育児休暇を制度化。子どもの小学校入学まで時短勤務を選択できる制度も設けている。
DXビジネスプロデュース部の溝口晴太郎さんは昨年秋、第2子の誕生に合わせて1カ月間の育休を取った。病院で働く妻には、育児をしつつキャリアップをしてほしいと思っている。育休中は、今後を見据えて家事などを分担した。
溝口さんは民間企業向けのソフトウェアや機器などを扱う営業職。スムーズに仕事を引き継ぐため、不在期間やその間の対応をまとめたメールを事前に取引先に送った。問い合わせや注文などの連絡は他の社員に受けてもらったという。「職場の理解と協力のおかげで、家事や育児に専念できた。妻は夜勤もあるので、会社の制度を利用しながら連携して子育てをしていきたい」と話す。


株式会社オーイーシー
大分市東春日町17-57
℡097-537-9550
https://www.oec.co.jp/
株式会社 ベツダイ
無理なく働く環境へ
勤務時間柔軟に対応

土地の売買や新築の一戸建て住宅・分譲マンションの販売など、幅広く不動産を取り扱う総合建設デベロッパーのベツダイは、社員の柔軟な働き方の実現に取り組んでいる。社員の約半数は20~30代。産休・育休から職場復帰した人たちが個々の状況に応じて勤務できるようにしている。子どもの迎えなど時間のやりくりに悩む社員の声を受けて、仕事とプライベートを両立して安定した生活基盤を築けるよう、勤務時間の調整などに取り組む。
入社9年目でマンション事業部に所属する後藤真麻さんは、本社での受付や不動産売買・仲介などの事務に携わっている。昨年4月に2人目の産休・育休から復帰。現在は時短勤務で、フルタイムに戻れば「小学校と保育園の迎えに間に合うように勤務時間を相談しようと考えている」という。不動産の知識をさらに身に付けるため、宅地建物取引士などの資格取得を目指している。「ステップアップしながら長く働き続けたい」と意気込む。



株式会社 ベツダイ
大分市向原東2―2―30
℡097-574―6330
http://betsudai.co.jp